土曜日生まれは腰痛持ち

2005年08月05日(金) 観賞記 教育テレビ「バケルノ小学校〜ヒュ−ドロ組〜」

はじめに……
「おにいちゃんだいすき」というキーワードの検索で
来てしまったという方、
こちらは「そういう」テイストの内容ではございません。
御期待に沿えず、申し訳ございません。




4年前にスタートした人形劇
「あつまれじゃんけんぽん〜バケルノ小学校物語」が、
現在は「バケルノ小学校〜ヒュ−ドロ組〜」として放映中です。

その名のとおり、小学校が舞台のお話ですが、
主人公・ノビローが人間の少年なのを除くと、
校長はタヌキ(文福茶釜かっ)、
給食調理員はのっぺらぼう(腕は一流)、
美人の担任オキクは幽霊(柳の下で絵になりそう)、
転勤中の親と離れて暮らすノビローの
里親を務める一家はカラステング。
(「オテング父さん」こと一家の主は、ノビローの父親の幼なじみとか)
同級生も、河童に双子のイエティ、化け猫、おばけキノコと、
いわゆる「化け物」ばかりです。

本日朝9時から放映されたエピソード
「おにいちゃんだいすき」は、
テング夫妻の子供で
ノビローを実の兄のように慕うコテングちゃん(らぶりー♪)を、
ノビローがちょっとうっとうしく思ってしまうけれど、
楽しげに弟達の面倒を見る河童の三太の様子を見て、
邪険にしたことを反省…というような、
まあ、よくあるタイプのお話です。
(15分番組だし、道徳番組だし、キャラ勝負だしな)
最後、学校のきもだめし大会で、
ノビローは、コテングに手伝ってもらって
先生たちを嚇かすことに大成功します。
かわいくて微笑ましくてまとまりのいい、いいお話でした。

ただ、やっぱりひっかかってしまうのは、
「何でこの学校でわざわざ肝だめしやるかな」
ということです。
だって、毎日が肝だめしみたいなもんだもの。
今回も、ノビローとコテングのコンビに嚇かされて見せた、
オキク先生の般若顔の方が、よっぽど怖いと思いました。
多分制作者も、
そういうふうに突っ込んでほしかったのではないかと思うので、
この地味な日記サイトではありますが、
積極的に突っ込ませていただきます。


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