土曜日生まれは腰痛持ち

2004年06月06日(日) 似合う・似合わない

どうでもいいとりとめもないことを考えるのが好きな割に、
抽象的なことを考えるのが、いまひとつ得意でありません。

その最たるものが、
「○○は○○に似合わない」という美意識についてです。
例えば洋服についてなら、
体型のせいで物理的に無理とか、
そういう何か決定的なことがあれば別ですが、
ドン何がしさんとか、杉浦某氏とかが評論する
ファッションがどうのこうのというのが全く理解できないし、
(この点は同志がたくさんいるといいなあ…)
もっとわからないのは、
「美人に○○は似合わない」という表現です。
この○○に入るのは、ドテラでも焼き鳥でも構いませんが、
美人に似合わないものが、
果たしてこの世に存在するのか?
美人に似合わないものは、
誰にも似合わないんじゃないのか?

と思うのです。
ニコール・キッドマンが、バカボンパパのコスプレ!なんて、
むしろ見てみたい気がするんですけどねえ。
ちょっと想像しても、似合うとはいいませんが、
そのミスマッチぶりが、また新しいケミストリーのようなものを
生じさせるのではないかと思うのです。

それはそうと、『日曜美術館』を見ていたら、
森村泰昌さんが出演なさっていたのですが、
この人は、その独特のお仕事もさることながら、
お召しものにもすごみがありますね。
あのピンクのスーツ
スタイリストさんの仕込みか私服か存じませんが、
同年代のおっさんには、なかなか着こなせないでしょう。
(てか、妙齢の女性でも多分無理だぁ〜というシロモノでした)


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