2024年12月18日(水) |
仕事のこと赤裸々に6 |
一応、いつも仕事をくれてる会社の、プロジェクトチームの お偉いさんからの依頼を断ることは私には出来ません。 部長直伝でしたし。
そんなことをすれば、嫌がらせをされるのは目に見えてるので。 それこそ、即日仕事を失う可能性すらありますから。 後先考えず、あいつには出すな!って。
それで苦労するのは下っ端の社員さん達なんですけどね… そういう人たちなんで。 人たちというか、そういう風土の企業なんでね。
ということで、当然に協力しました。 もっとこうしたほうがいいですよ。 こういうことも組み込んだ方がいいですよ。 etc...
ヘルプデスクみたいな役割になりました。 それによって、停滞していたプロジェクトも進み始めました。 私は、私自身の首を締めてるだけなのですが。
立ち止まってたプロジェクトが順調に進み出すと 彼らはまた私を無視し始めました。 進捗を隠すようになりました。
まあ、そりゃそうなんでしょうけど。 私の仕事を奪い取るための自動化システムなのですから。
一応、彼らなりに気を遣ってるのかも知れませんが… 耳に入れないように、みたいな。 いやいや…そういうことじゃねーだろ! が私の本音ですけど。 まあ、ここでしか言えません。 苦笑
今年初頭、新システムの目処が立ったと報告がありました。 あんたの仕事はどんどん減らしてやるからな!と言われました。 もちろん、言い方はもっと丁寧に、表面上は優しくね。 外面だけは体裁を整える奴らなんで。 自分の保身しか考えてないくせにね。 (それが、大手企業の社員のスタンダードなんですかね…)
しかし春先… 結局、また新システムが上手く動かなかったようで やっぱり今まで通りにPL図面を書いて下さい、とか。 はぁ… そうですか…
ということで、再開して仕事を進めてたら… 今度こそ上手く行ったので!と、途中まで進めてた仕事を大量にキャンセルされたり。
がっかり落ち込んでたら、しばらくしてまた、やっぱり駄目でした… と、キャンセルをキャンセルされて仕事が戻ってきたり。 酷いでしょ。 勝手過ぎるでしょ? 本当にそういう企業なんですもん。 実名を出したいくらいです。 さすがに出来ませんが。
ここ一、二年、本当に振り回され続けました。 それは今も続いてます。 受注した仕事のキャンセルや復活がいくつも起きてます。 特にここ半年はかなり頻繁に起きてます。 酷いもの物です。
大手企業の社員どもは、最下層の我々には、それをメール一本で通達してきます。 いつも簡単に、あっさりと。 人の気も知らないで。 うちら、客だし。 客の言うことは黙って聞いてろ!という思想なのです。 通達する奴は、俺は上から言われたことを伝えてるだけだしー!という感じですかね。 伝えてるだけだもん!って。
私はそのたびに心を病んでいます。 クスリのお世話になることもあります。 頓服薬は常備しております。
それでも… 仕事を減らすからな!無くすからな!と言われながら 独立してからの6年間、弊社の業績は右肩上がりです。
今年はついに「イムテン社(仮名です)部長 年収」で検索して出てくる年収よりも マジか… 俺の方が多いじゃん… というくらいまで収入が増えました。
この年収は、日本の上位3%に入るそうです。
と書くと、億とか何千万とかか!? と思う人もいるかもしれませんが、違います。 そんなのは、極々一部の零点数パーセントの特別な人だけですからね。
それにしても… 私の仕事を無くそうとしている、それを発案し起動させた 威張り腐ってて、態度も横柄で、他人のことを思いやることも出来ない 横柄で高飛車な態度で接して来るあの部長なんかよりも へこへこしながら、お願いします!仕事やらせて下さい!! と、へつらい・へりくだってる私の方が稼いでいる… という状況になったのは少し滑稽(?)で。 痛快で!という感覚はないかな…
正直自分でも、この私のポテンシャルでこれは貰い過ぎでは?! と思ってる部分はあります… こんなに稼いじゃっていいのかな…とか。
だって、その部長さん達は難関の超有名大学を卒業して 難しい入社試験も、入社後の昇進試験も突破した イムテン社という大手企業の中で出世争いに勝った人たちなのですから。 凄い人たちではあるのです。 大手企業の部長なんて、そうそうなれるもんじゃありません。 少なくとも、私なんかには到底真似できない所業です。 私は、イムテン社になんか、入社することすら出来ないくらいの人間ですから。
こんな二流大学卒の、冴えない元派遣社員が いつの間にかそんなご立派な人たちよりも稼げているだなんて… そこには本当に感謝しかありません。 日々感謝してます。 これはマジです。
そして… 不思議なことに、年収が増えれば増えるほど不安が増してます。 比例して、プレッシャーが大きくなっているのです。 ここ1、2年は、ずっと息苦しい感じで働いております、ぶっちゃけ。
「こんなに稼げなくていいのに…」
これ、正直な気持ちなんです…
<続く>
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