2018年12月19日(水) |
ビールを飲めるようになった |
1年くらい前からビールが飲めるようになった。 そして、ここ最近はビールが美味しいと思えるようになった。
いい歳してビールデビュー(笑)
五感が老化で衰えている。 一番顕著なのは視力だ。
老眼も困ることがたまにあるが、それ以上に、暗いところに弱くなったのが非常に困る。
初めて通る道を夜に運転するのは結構怖い。
でも思えば・・・ 暗いところに弱くなったことに最初に気づいたのは、10年以上前だ。
今の奥さんと結婚する前に、一緒に暗いところを歩いてる時に、え?!見えてないのは俺だけ???ということがあって気づいた。
視力は若くして退化が始まっていたのだ・・・
五感の中で、なぜか聴力だけは自信がある。
耳はいい。 たぶん、昔から感度が高いのだと思う。 今もまったく衰えていないと思う。
だからだ! わかった!!
俺は、他人の咀嚼音が異常に嫌いだ。 クチャクチャと音を立てて食べてる奴に出会うと、殺意すら覚える。
この職場になぜか多いんだ・・・
俺は事務所内で食事をしているのだが、昼休み中はずっと耳栓をしている。
今も昼休みにこれを書いているが、斜め前方3mの位置にいる男性のクチャクチャ音が気持ち悪い。
けど、みんなそんなのは気にしてない感じだし・・・ 俺が気にし過ぎなのかな・・・ 心の病なのだろうか?!
なんてことも思ったりもしてたのだが、これはきっと、聴力の良さに関係があるのではないかと思った。
感度が良いから、小さなクチャクチャ音まで気になるのだ。
今、この日記を書きながらそう思った。
俺のほかの五感はどうだろうか?と考えてみた。
思えば、味覚も良かったと思う。
子供の頃から、母の作った料理のちょっとした味の変化に気づき 「調味料をちょっと安いものに変えたんだよ。やーねー!この子は!!」 と言われたりしたこともあった。
だからコーヒーや抹茶、ビールが飲めなかったのだ。 たぶん。 きっと。
俺は子供の頃から好き嫌いが多かった。 食材の好き嫌いだけでなく、味の好き嫌いも多かった。
辛いのも駄目だったし、苦いのも駄目だった。 甘いものは好きだったけど、チョコレートは苦手だった。
それは今考えると、チョコレートの甘さが嫌だったのではなく、ほんのり感じるカカオの苦味を敏感に感じ取って嫌いだったのかも。
けれど近年、好き嫌いは大幅に減った。
辛いものも割りと食べられるようになった。 嫌いだった野菜とかも普通に食べられるようになった。
それは、歳と共に味覚が変化したことと、あとは子供の手前、なるべく何でも食べるように努力したし・・
そう、成長だと思っていた。
でも違った。
大人はなぜ、子供が苦くてまずいと思うビールやコーヒー、お茶をおいしいと感じるのか・・・
実はこれ、味覚の衰えだそうです。
「味覚が変わった」というのは「衰えた」でもあるそうなのです。
俺が好き嫌いが減ったのも、ビールを美味しく感じるようになったのも
すべては「衰え」ということなのだ。
全部が繋がった。
身体的にいろんなことが衰え、悲しい・寂しい思いを多々しているが 一つだけいいことがあったということだね・・・
ビールが美味い♪
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