なんとなく続いている日記

誰かに読ませるつもりで書くものではないが
誰かに読まれた時のことも考えて書くもの。
それが日記。

では、Web日記とは一体・・・

2018年05月30日(水) 初めての小さな大冒険

奥さんと娘二人が近くの薬局に薬をもらいに行った。
俺は留守番。

薬局で薬の用意に時間が掛かり、娘達が飽きて「さきにかえりたい」と言い出した。「二人でかえれるから!だいじょーぶだから!」と。

薬局から我が家までは・・・
そうだなぁ・・・
100メートルくらいかな?
途中、一回曲がり角があるから見えはしないんだけど。

ただ、距離は短いんだけど、道路が狭いので車が通るとちょっと危なくて。それが少し心配かな・・・みたいな。

でもまあ、超安全志向で超慎重なお姉ちゃん(小3)がついてれば大丈夫でしょ!ということで、奥さんは二人で帰ることを許可した。


マンションの敷地外を姉妹二人だけで歩くのは初めて。


奥さんから電話で事情を説明され、今から帰らせるからよろしく!と連絡があった。

その1,2分後、外から二人の声が聞こえてきた。
楽しそうな声だ。

俺は玄関を開けてあげた。
そして、素知らぬ振りをして、おかえり!あれ?お母さんは?と聞いてみた。
すると・・・

「おかあさんはまだやっきょく!!
 あのね!ふたりだけでかえってきたんだよぉぉぉ!!!」

二人とも興奮状態だった。

そして、満面の笑み。

そしてそして・・・
ハァハァと息を切らせていて・・・

どうやら、最後は全力で走ったようで(笑)


二人にとってはその100メートルが大冒険だったのでしょう。
きちんと車が来ないことも確かめて、手を繋いで渡ったってさ。

その100メートルの間の出来事を、ぜ〜んぶ話してくれました。
二人で。
興奮気味に。

二人でやり遂げたことが本当に嬉しそうでした。


ちなみに、奥さんも薬局から顔を出して見えなくなるところまで見送っていたらしいのですが、その光景を見ていたどこぞやのおばあちゃんが「はじめてのおつかいを見てるようだわ〜」と言ったそうで。

ええ、まさにそうなんですよ!

あーあ
わかってたらビデオで撮っておきたかったなぁ・・・


興奮して凄く喜んでる娘たちがとても愛おしい出来事でした。


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