| 2009年11月26日(木) |
間違いなく振り込め詐欺の手口 |
先日、こんなことが記されたA4の用紙が我が家のポストに投函されていた。
「家賃の振込先が変わりました。ご面倒をお掛けして申し訳ございませんが、宜しくお願いします。 武藤×× 口座番号△△△」
月末なので(パソで)家賃を振り込もうと思い、改めてその用紙を見て口座番号を確認した。
待てよ・・・
よく見ると、言葉遣いはそれなりに丁寧ではあるけれど、オーナーが変わったという旨はどこにも書いてないし、新しい振込先の人の苗字は前オーナーと一緒ではあるが、前オーナーの名前もどこにも書いてないし。
文書は全部パソコンで打ってて直筆のサインもないし、ハンコすら押してないし・・・そもそも、こんな大切なお知らせを紙一枚で済ませるか?うちの電話番号は知ってるはずだし、それに、こういうことって管理会社の不動産屋経由で来るものなんじゃないか?!
ということで気付いた。
これは間違いない!新手の振り込め詐欺だ!!
俺は確信した。
危ない危ない・・・ 俺がそういうことに鋭くて良かったわ〜 危うく振り込んでしまうところだったぜ!
ということで、振り込むのをやめ、翌日不動産屋に連絡を入れた。 一応確認ね。
振り込め詐欺と確信を得たら警察に行こうと思って。
昨日の朝、早速不動産屋に電話を入れた。 異常に怪しい・・・というか 完全に振り込め詐欺の通知が来てたんですけど!と俺は言い切った。
すると、不動産屋は笑いながら言った。
先日、前のオーナが亡くなって口座も止められて、もう振込みの時期だったので、孫が急いで口座を作って自分で連絡したんだってさ。
それがその用紙一枚の投函たったそうな。
この孫、あほだろ。
まーったく常識がありません。
いくつよ。 社会に出た経験がないのではなかろうか。
この時代にそんな大切な連絡を紙一枚で済ませようだなんて・・・ しかも大事な要件を全然満たしていないし。
やっぱボンボンって駄目だな。
つくずくそう思いました。
まあ、この孫に任せきった不動産屋も不動産屋だけどね。 笑ってる場合じゃねーだろ。
どいつもこいつもだ。
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