2008年11月21日(金) |
もちろん立派なマスコミもいますけどね |
テレビでこんなシーンを見た。
図を見せながら解説するレポーターが言った。
「この容疑者の自宅の駐車場は少々狭く、入れるのが大変で、車のアタマをまずここに入れて、ここまでバックして入れなければいけません。これだけ複雑な車庫入れを出来るのに、泥酔状態で記憶がなかったと言えるのでしょうか?!」
俺は飲酒運転を奨励するわけでもないし 飲酒運転で事故を起こした人をかばう気も毛頭ありませんが・・・
俺の借りてる駐車場も狭い。 少し工夫をしなければ入れ辛い駐車場なのだが・・・
そんなの最初だけだよ。 慣れちゃえばちょちょいのちょいで入れられます。
今はもう、考え事をしながら無意識でも入れられますから。
つまり、酒で意識が吹っ飛んでる状況でも自宅の駐車場には入れられると思うわけです。
そんなことはもう、その人にとっては生活習慣の一つだと思うし、そこだけを取り上げて「記憶がない状態だったというのはウソ」という根拠にならないと思うのです。
なのにそのレポーターはしきりに強調してましたね。 泥酔状態でこれだけの(車の)操作が出来るんでしょうか!とか。
ま、出来るでしょ。
なんか、日本のマスコミって決め付けが多くないですか? 偏ったこじつけの報道が多いですよね。
なんとしてもそっちの方向に持って行くぞ!と。
事実から結果を導くのではなく、結果を最初から決めつけてて、そのための過程を探す・・・みたいなね。
飲酒運転が悪いのは当たり前。 そんなのみんなわかってるんだからさー
もっとしっかり調査・取材をして、まともな論調で報道して欲しいものですね。最近は特に見てて共感出来ないバカっぷりが目に付くのです。
飲酒運転は、する本人が一番悪いのは当然のことだけど、飲酒運転が減らないのは、マスメディアの伝え方が下手だからというのもあるな・・・
なんて思う今日この頃。
忘年会の季節です。
飲酒運転はやめましょうね。
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