エロとピンクとアミタイツ。
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友人として仲良くやっていけるかどうかの決め手、 それは「バカに対する価値観」が合うかどうか、 この一点に集約されることが分かってきた
「何が好きなのか」「何をいいと思うか」そんなものが違っても、 大した障害にはならない
むしろ 「クリスチャンディオール大好き」と 「ジバンシー大好き」
は仲良くなるかもしれない
しかし 「ブランド大好き」と 「日本人の癖にそんな服着てんじゃねえよ似合わねえんだよ、バカが」
と思う人間は絶対に仲良くなれない
しかし、同じく彼らを「バカだ」と思う人間が現れれば、強い共感で結ばれる 強い嫌悪で結ばれる共感、それが「バカの価値観」だ
「何が好きか」がバラけていても問題はないのだ しかし、「何が許せないか」の違いは致命傷となる
「ニート万歳、適当に生きるって超ラクだよね」という人間と 「行動力の無い人間はバカだ」と思う人間が仲良くなるのは難しい
「男にもてなきゃ人生楽しくないもんね 女はかわいくてナンボ、今日も合コン★」という人間と 「おしゃれ?無縁 今日も図書館。男ウケのことしか考えてないカラッポ女はバカだ。」という人間が 仲良くなるのは難しい
逆に「モテてナンボ」と思ってる人間からしてみれば、 おしゃれもせず眉毛もボサボサで、キュロットはいて本ばっかり読んでる人間は、 「理解できない」バカに入ることとなる。
仮に嫌いあう双方が、共にディープな「ビートルズファン」だとしよう。 どうなるか? 「え、あいつ嫌いだけどビートルズ好きなんだあ、なんだ案外話が合うかも」となるだろうか。 実際は「お前なんかがビートルズ聴いてんじゃねえよボケが!」 となる場合が多い気がする。
ポジティブな価値観よりもネガティブな価値観の方が根が深い。 理由は分からないが、バカの価値観がずれた人間とは、 どうにも話が合わないのだ。
「何をバカだと思うか」「何が許せないのか」 友人としてそれが一致することは極めて重要である。
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