エロとピンクとアミタイツ。
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2002年05月05日(日) ひとりごと。

私には恋人をはねつけるくせがあった。
必要以上にアラを探して
思ってること以上の攻撃を口にしてきた。

理由は自分でもよく分からなかった。
もともとカケヒキなんて大嫌いで、というかしたくてもできないくらいで
思ったことはすぐ言葉にするような
ネコというよりイヌというタチなのに。

何故かアラをさがす。
何故かわざわざ傷つけて首をとりたがる。
しかも普段は完全にイヌなのに急に噛むから相手は理解できない。
正直、自分でも理解できなかった。
「なんで?」って聞かれても「よく分からない」としか言いようがなくて。
でも、ようやく、その理由が分かった。

あー、あたし照れてたんだ。

相手をまっすぐホメることにものすごく照れを感じて、
結果的にそれが暴言となって吐き出される。
それに自分でびっくりしたりして。
でも相手は急に噛まれてもっとびっくりする。
普段はイヌだから、そのギャップは簡単には埋まらない。

というより、相手を手放しで認めてしまうのが怖かったんだと思う。
はりあわなければいけないと思ってた。
きっと自分の魅力みたいなものは相手に勝つことでしか示せないと思ってたんだと思う。

「こいつには勝てねえ」って思わせなきゃ。
にこにこしてるだけの女なんか魅力ないぞ。

そんな間違った焦りの波紋は、「相手をがんとして認めない」という強行手段まで生んだ。
どんなに「こいつすげえ」とおもっても、口から出るのはいつも裏腹な言葉ばかりで。

アイサレタイと言う焦りが
逆のベクトルをうんでしまって。

ガキだなあ。
つくづく。

最近レンアイに対して思うこと。
ギブとテイクとシェアの割合。

ギブオンリーの恋と、
テイクオンリーの片恋をして、

1周して
シェアがいちばんだって気づいた。

与えて、与えられて、共有して
怖がらずに認め合う。
さいごの「認め合う」が一番大事なのに。
あたしはテレにまかせて暴言ばかり吐いてきた。
捻じ曲がった愛情は相手にとって負担でしかなくて。
なんだかね。

今日はギャグ抜き純粋ひとりごとなんで
流して、流して。さらっとね。

もう届かないごめんねを、
屋上からほうりなげたら
今日は元気にこどものひ。
うる星やつら読んで寝ます。
オツカレデース。


小日向マリー |MAIL

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