ぼんやり日記
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昨日のPTA実行委員会の終わった後。
いつも役員が最後に残って今後の段取りを話すんだけど 脱線して世間話になることも多い。
その話題がちょっとつらかった。 大体、いつも悪口が多いのだけれど まあPTA役員なんて保護者のクレーム窓口みたいなものだから ストレスたまるし、わがまま理不尽な保護者にあきれることが多い。 なので、自分たちだけの時は悪口というか愚痴を言って ある程度発散させないと、というのもわかるので 仕方が無いかなと思っている。
でも、昨夜の話題は別の地域の住民についてだった。 別の地域の小学校区が環境的に劣悪だというのだ。 ちょっとその地域へ習い事に行った時期があるとか、 話を聞いたことがあるとか、 その地域で働いている知り合いがいるとか、 そういうところから受けた感想を断定的に話す。
私は、その地域に知り合いが何人もいる。 みんなとても暖かくて魅力的で愛がいっぱいあふれている人たちだ。 みんなが「ひどい」「いつもカップヌードル食べてる子達」なんて 言っていたその小学校で6年間学んだ子も知っている。 どれだけ両親から周囲から愛されて 曲がらず優しく育ってきたか知っている。
みんなが言っている環境の悪い部分、確かにあるだろう。 でもそれば全てではないし、 そうやって言っているみんなの役職はPTA本部役員なのだ。 会長とか副会長とか。 そんな立場の人間が、たとえ内輪であっても口にするような 話題ではないと思った。
思ったのに、私は何も言えなかった。 言えなかった自分が情けなかった。
家に帰って、その話題を思い出すたび ずっと胸がしめつけられる。
どうして大好きなみんなを守ってやらなかったんだろう。 よくない事をよくないとどうして言えなかったんだろう。
確かに立場は弱い新入りの私だけれど 人間として見過ごしてはいけないことだった。
ごめんなさい。 大好きなみなさん、ごめんなさい。 神様、ごめんなさい。 今度、同じような場面に出くわしたら きちんと発言できるよう、私に勇気と真理を愛する思いを下さい。
2004年09月06日(月) きゅるきゅるるる 2003年09月06日(土) 都会をぶらぶら,100均考 2002年09月06日(金) BANKEY JET CITY
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