ぼんやり日記
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2005年07月21日(木) 1型ってのは

昨日の話の続きです。

私たち、1型糖尿病の患者、家族が気にしているのは
マスコミが1型糖尿病を報道する際、
きちんと病気を理解しているかという点。

私、思うんですが
お医者さんはじめ、病院自身も、1型と2型の療法について
ごっちゃにしてしまっているケースが
まだまだ、あるような気がするのです。

簡単に言えば
2型の場合は
「食餌療法、運動療法プラスお薬(含むインスリン)」
1型の場合は
「健全な食生活と適度な運動、インスリン注射」
なんですけども。

今でも、多くのお医者さんは
1型患者に対して、2型と同じように
他はともかく、食事に関しては
2型同様の制限を設けているのでは、と思う。

めいこが発症して、最初に入院したところは
2型糖尿病の指導に関しては市内有数の病院だった。
それに習って、看護婦さんと栄養士さんから
ばっちりな食生活コントロールを教えていただいた。

これは、とっても有効だったし、
今後の「めいこに十分な食事量の目安」を
計量とカロリー計算、食物交換表によって
知ることができて、とても役立っている。

それでも
「年に1,2度はケーキも食べていいですよ」と
言われたときは、
年に1,2度しか食べられないのかよ、と
げっそりした覚えがある。

その後、転院した病院の指導や
いろんなお話を聞くにおよんで
「普通に食べる」
ということを学んだのだった。

でも、今でも前の病院からのレクチャーしか
頭になくて、他に情報を求めることをしていなければ
私は、ガチガチのカロリー計算を日々し、
子どものおやつにもキリキリする毎日を
送っていたんじゃないかと思うと
ぞっとする。

そして、そんなガチガチの患者さんとご家族が
日本に、少なからずいらっしゃるんじゃないかと
想像するのである。

だから
マスコミが1型と2型をごっちゃにした発言をしても
仕方ないのかな、という気がしている。

1型患者さんでも
インスリン感度が悪くなっていたり
腎機能が低下していれば、もちろん食事制限は
必要になってくる。

そうではない、特に思春期以前の1型の子ども達には
高校の家庭科で習う程度の
簡単なバランスの取れた食生活、
(ほら、炭水化物、タンパク質、ビタミン等の
3つの区分をバランス良く、っていう)
規則正しい健康的な生活を送って、
それに見合ったインスリンを投与する、ということを
全国どこの病院でも指導して欲しい、と切に願う。

頼むから、決めたインスリンの量に合わせてしか
食事が摂れないような悲しい指導はしないで。

思春期前ならインスリン量は体重の1.5倍、
思春期なら2倍までが許容範囲と聞きました。
それも個人差があるので、あくまで目安で。

食生活に気を付けるという点では
思春期のストレスやドカ食い?に備えて
あまり濃い味の料理をしないこと、というのも
アドバイスとしてある。
でも、バランスの取れたよい食生活は
そういうことも考えて作っていくんだから
要するに、親の食生活がいかに重要かってことね。

上記のことと、
成長曲線のチェック(身長、体重のバランス)が
OKなら、めっちゃ健康なお子さんですよ。

でも、こんなの
きちんと体のことを考えている人だったら
当たり前にやってるような事ばかりだから
「病気だから大変〜〜」なんて
思うことちーっともない事ばっかり。

なんか、話がどんどん流れていってる気が。
昼間っからコーフンしちゃってるわ、やだなあ。

明後日から、サマーキャンプだった。
健康なお子さん40人(兄弟含)をあずかる
先生、スタッフの皆様、大変ですが
今年もよろしくお願いします。


2004年07月21日(水) 夏休みの初日
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2002年07月21日(日) お泊まり保育OK〜

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