ぼんやり日記
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2004年12月16日(木) |
日本テレビ「今日の出来事」 を見て |
日本テレビ系列、夜のニュース番組「今日の出来事」で IDDMの事が取り上げられていた。
掲示板でも少し話題にしているけれど、 全体的にうまくIDDMと、取り巻く状況を上手くまとめていて おお日テレ報道局もやるやん、と感心した。
何を言いたい特集なのか、わからないまま見ていたが 最後にちら、と「小児特定慢性疾患」の補助が 見直される方向に、という話が出ていた。
大人の方の一例として登場した女性は、 一月に1万5千円ほどを支払っているとのこと。 これが、まあ一生続くわけで、せめて子供のうちは 医療費が免除である、という今の制度に感謝している。
実は、金もないのに私はドライな当事者である。 日本の医療保険制度が崩壊しているなか、 「小児特定慢性疾患」だけが、いつまでも無料というわけには いかないだろう。 なんらかの負担(¥500とか¥1000分とか)を 払わなくちゃいけなくなると思っている。
今話し合われている見直し案によると 別々の病院でIDDM関係の治療をしてもらった場合、 やっぱり別々にお金を払わなくちゃならなくなるらしい。 うーん、難しいけど仕方ないのかな。 風邪で近所のお医者さんに受診しても IDDMと関係なく受診料もお薬代も払ってるしね。
それにしてもひと月、一万五千円はきっついなあ… 人によって差はあるようだけれど、 これが若い一人暮らしの自分だったら 「もったいないから、血糖値センサーをけちって 測定回数を減らそうっと」としちゃいそう。 注射器も、調子悪い感じだけど、交換するのは高いから とりあえず使っちゃえ、って感じで使うんだろうな。
これは上の事柄とは別の話になっちゃうんだけど めいこがIDDMと診断され入院した病院では、 血糖値センサーを少なくしかいただけなかった。 (小児特定慢性疾患の申請はしてくれていたんだけど)
「先生のおっしゃる測定回数をすると、この量では 足りないんですが」と言ったのだけれど、 少しずつしか渡してくれなかった。 だから、あんまりもらえない物なんだ、と信じていた私は 転院した今の病院でもギリギリの枚数しかもらってなかった。
しかし、主治医の先生が 「いざという時のために、スペアも含めている分だけ 出しますから言ってください」と言われて驚いた。
本当は、ここでも受付と院内薬局でセンサーの量が多いと クレームがついた時が2度ほどあったのだが こちらは、一日の測定回数と次回診療までの日数を計算して 出してもらっているので、説明をすると納得してくれた。 (薬局は1日4回くらいで計算してるみたいだ。少ないってば)
当時は、未就学児の医療補助もあったし、今も小児特定慢性疾患が あるので、先生の言われるように必要な分をいただけるが これが大人で3割負担ってことになったら やっぱりケチっちゃうのかなあと思ってしまう。 今は1日6回はパッチンしてるけど、とてもそんな量は…。
混合診療も含め、医療の問題はとっても難しいのだが 避けて通れぬこと故、あーだこーだと考えてしまう。 点数も含めて、もうちょっとシンプルにできないものかな。 複雑にすることは簡単だが、簡単にすることは至難の業?
2003年12月16日(火) おゆうぎ会 2002年12月16日(月) IDDM≠糖尿病?
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