ぼんやり日記
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2004年06月08日(火) おすすめな話

子育て講演会、3回目はKID'Sいわき ぱふの社長、岩城敏之さん。
これまで2回の講演会とは会場の入りが3割アップ?
壇上の岩城さんが「僕の講演を聞くの2回目以上の人」と
聞くとかなりの人が手を挙げていて驚いた。
…妙なところに入り込んでしまったか。
いやいや、何度も聞きに来たくなる気持ち、
参加してよくわかった。

ぱふ本店は行ったことがないが、近くの店にはよく行く。
そしていつも何か買ってきてしまう。
(わたくしの衝動買いの源)
面白いカードゲームがいっぱいあって飽きない。
夢のようなおままごとパーツが並べられていて、うっとりする。
くるりるの誕生日プレゼントである
「ぶたこゲーム」も「ぶたこパズル」もここで買った。
でも、大阪店の経営は大変らしい。
みんな店内で大いに遊ぶけどレジに並ばないんだそう。
大阪人だからなあ。あそこで出店はきついかも。

講演会の内容は「トラブルはこわくない」
要するに子どもがケンカしたり巻き込まれたり、
いろんなトラブルが発生した時こそ、勉強のチャンス。

日本に於いて、これまでは子どもの人権はなかった。
親が一喝すれば子どもはそれを聞くのが当然だった。
こんな時代に育った親は、価値観が変わりつつある現代で
子どもを育てる苦労を味わっている。

で、今は子どもにやってもらうべき事を
命令文で言っちゃうよりも、依頼文で話そう、という。
なにも子どもの顔色を伺えといっているのではなく、
怒鳴りまくってみんな暗い顔をしている家庭よりも
穏やかにゆっくりと相手の話を聞き、しゃべる家庭を
作っていこうよ、という意味に私はとれた。
日本人が成熟した民主的な子育て、民主的な家庭を
築き上げるのは相当な努力が必要だとしみじみ思う。

子どもの話を聞く大切さは、よく耳にすることだが
話を聞かない事が相手の人権を踏みにじっている行為だと
あらためて肝に銘じたお話だった。
前回の「親が人に挨拶を返さないことは人を無視してもいい、
というメッセージを子どもに伝えている」
と併せて、ずしん、と胸に響いた。

あと、ゲーム脳についてのお話も、言ってる内容は
深刻なんだけれど大笑いさせてくれながら
しみじみ、単調な動作を繰り返す遊びには
要注意、と警告してくれた。

朝からずっと雨。体調もよくなかったけれど
行く前より元気になって帰ってきた。
出かける直前、自転車の鍵が見あたらなくて
くるりるの幼稚園の時間もどんどん迫るし
朝からあせりまくってしまった。おかしいな。
玄関で用意を済ませて、母のドタバタぶりを
じーっと見ているくるりる。
「自転車ないから、歩いていこうか」と言って
玄関前に置いていた、くるりるの通園カバンを取ると
その下からチャリ〜ンと自転車の鍵が。
ゲーム脳どころか、うつけ脳の私だが
責めないで「かーたんよかったなあ」と喜んでくれる
くるりる。ううう、ごめんよう。

考えてみれば、うちの子達みんな
かーさんのドタバタについてはひと言も責めない。
なのに、かーさんは「また忘れ物してる!」とガミガミ。
どっちが大人なんだか。しゅん。


2003年06月08日(日) らいよんへっど

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