ぼんやり日記
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2004年05月18日(火) 生きる火種をおこす

子育て講演会の2へ行って来た。
主に思春期の子どもを診ておられる精神科の
お医者様が講師。

思春期は危ない時期なんです。
だから危なくて普通なんです。

生きる火種をおこしてあげましょう。
生きる火種…1.自己愛
      2.人と共に生きること

今、自己愛がない人がとても多いとのこと。
いろんな難しいケースの患者さんを診てきて、
なんとか人を愛することができるようになっても
自分を愛するようになるのはとても難しい、と。

思い出すことのできる記憶はいい。
記憶操作や何かで取り替えることができる。
でも記憶に残らない小さな赤ちゃんの頃のことは
いつまでもその人の人生に残っている。
赤ちゃんを抱いている時、落とさないようにしっかりと抱く。
赤ちゃんは安心して抱かれている。
その安心感が生きる火種。

生きている中で、火種が小さくなった時 
そおっとそおっと火種をおこしてあげよう。
自分の好きなこと、自分を好きなところを見つけよう。
それが小さい小さい火種であっても、
それをもとに大きい火をおこすことができるから。


いろいろお聞きしたけれど、火種の話は心に残った。
子どものためにお母さんとして聞くお話だったのに
いつの間にやら、自分のこととして聞いていた自分に
途中から気づいて苦笑した。
ええ、どうせいつまでも青い子どもです。


重いシステム手帳を持ってきて(B5サイズなのだ)
会場の椅子に座り、メモする気まんまんでカバンを
のぞいたら、筆記用具を忘れていた、とほほ。


2003年05月18日(日) 参観にショールーム

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