ぼんやり日記
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家の設備やインテリア品を見ている。 最近の超流行りの木造り、漆喰仕上げや 南欧風、あるいは北欧風、イギリス風などなど 博覧会的にみていると、なるほどなあと感心するものの 自分が住むとなると、これはたじろぐ。
それでも見ているうちに、自分の住みたい家が 段々とイメージされてくるだろうと思って、 昨年から一生懸命、いろんな雑誌を見ているのだが 私って根っからイメージ貧困なようでちっとも “これ”というものが浮かんでこない。
子どもの頃は、崩れかけのような家に住んでいたので (クラスメートに化け猫屋敷と呼ばれていたが 住んでる私も納得だった。) 綺麗な、まともに見える一軒家には並々ならぬ 憧れを抱いていたというのに。はて。
そんな私が興味をそそられるのは、家電製品。 最近は取扱説明書を解読できない愚か者に成り下がっているが 昔は取説大好き人間だった。 家電を見るとそんな本来の血が騒ぐのだろうか。 キッチンとかダイニングテーブルとか、ふーん、へー、ほー、 と言ってる奴が「ミーレ」と聞いただけでそわそわ。
作った製品をとことんフォローするヨーロッパの家電会社。 新品を買って10年で壊れてしまい、修理に出したら 「奥さん、こりゃ修理するより新しいの買った方が お得ですよ。」と言われ、それでも修理を求めると 「もう部品がないです」なんて渋られる日本の家電会社。
性能は良くても重くて融通きかなくて、外国製品だから 修理に出すのも一苦労、というデメリットを考えても ついつい憧れの目でみてしまう外国の名のある製品たち。
いいなあ。
2003年01月07日(火) 職人さん
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