ぼんやり日記
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ある本を読んでいたら 「最近は実年齢に10歳引いたくらいでちょうどの 年齢ではないか」という話が載っていた。 なるほど。
20歳なら10歳。うん、実感としてよくわかる。 なんか言ってること、考えてること、やってることが (その人の知識がどれだけあるか、は別にして) 小学生くらいだなと思うことがよくある。 それは単純に幼稚な子どもという意味だけではなく 幼い子みたいに純粋な心を持っているという意味も含めて。 そんな子達が、体は一人前の大人になっていて 周囲の情報にも踊らされて、子どもなのに恋愛をして 子どもなのに社会に出て傷ついて。 なるほどなあ、と思った。
で、若い子だけではなく40歳も30歳なわけだ。 確かに今の同年代の女性は、すごく綺麗で若い。 オシャレも恋愛もあきらめてないというか。 昔の肝っ玉母さん的イメージ、あるいはちびまるこちゃんの お母さん的イメージからかけ離れている。 考えてることもたぶん若い。
若いっていうのはいいことなんだけれど 自分の心はもっと年をとりたいな、と思う。 そんなこと思いながら、いつまでも「自己探求」みたいな 本を手にとってるんだからホントに青いぞ。
でも、昔読んでも意味がわからなかった本が 今だったらすごくよくわかる。 面白いね、勉強だったら曲がりなりにも高校生の時の方が ちゃんとしてたのに。今より漢字もいっぱい書けたし もしかしたら当時の方が文章も上手かったかもしれないのに。 三年寝太郎みたいな生活してる現在の方が ずんずん心に言葉がたまっていくなんてねえ。 本だけでなく音楽とか芸術とか、全部そう。
わ、私の場合、10歳引いたくらいではだめで 今がティーンエイジャーなのかも。 おいおいおいおい。
2002年10月31日(木) 野球シーズン終わりました
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