ぼんやり日記
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毎日お米をといでいて気になることが。
「美味しいお米のとぎ方」という項目を 本やTVで目にするが、そこには必ず 最初に水を入れたらさっとかき混ぜ、 10秒経つまでに急いで水を捨てる とある。
で、その通りに行ってみる。 最初に水を貯めてさっとかきまぜて水を捨てる。 ほとんど水は濁らない。 マニュアルによるとこの行為の理由は 「さっと水を捨てないと米ぬか臭さが米の内部に 浸透してしまう。表面のゴミ等を捨てると共に 米ぬか臭さを取り去るため」だそうである。
次に水を貯めると、手でお米をとぐまでもなく 水は白く濁り、米ぬか臭いのだ。 最初の水捨ての時はちっとも米ぬか臭くないのに 2番目の時はすごく米ぬか臭い。 この時の方が「ご飯が臭くなる〜」という危機感が働き すごい勢いで水を捨ててしまう。 そうしてやっとやっと3回目の水をいれる手前で 少し手でとぎはじめるのだ。
このやり方は、やはり間違っているのでしょうか? 料理専門家の方々のおっしゃる通りにすればよいのでしょうか?
毎日、米とぎのたびにこのことで頭がいっぱいになる。 我が家のキッチンシンクは米とぎ時の思索で 深く静かに満たされている。
米とぎを最初に教えてくれたのは父だった。 小学生の私に 「米は水が濁らなくなるまでしっかり10回 水を換えること」と丁寧に教えてくれた。 高校生の時まで「水は10回換える」を遂行していた。 今は3,4回で済ませてます。
そんな父の神経質な面影まで思い出しながら 私の米とぎは続く。
2002年08月28日(水) 図書館
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