ぼんやり日記
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長女のお友達が遊びに来た。 そしてぶたこは彼女の髪の毛をハサミで切った。
なんで? なんでハサミを持ち出す? よりによってお姉ちゃんではなく、お友達の髪の毛を切る? 致命的なひどさではないにしろ、一束短くなった髪。 明日の朝起きたら、きっとそこだけはねているだろう。 即行、お友達のお宅に詫びの電話を入れる。
それから10分とたたないうちのこと。 次女のお友達のカバンの持ち手が外れていた。 「ぶたこが持っていたらこうなった」
どうしてぶたこはそうなの。 不器用な母にはちょっと修理が難しい。 またお友達のお母さんに平謝り。
それでも、ぶたこ。 かあさんは覚えているのだ。 その昔、私の手の中にあったものは次々壊れていったことを。 お友達の大切な飾り物。 「ちょっと見せてね」「大事な物やから大切に見てね」「うん」 大切に見ていたつもりだったのに、気が付いたら壊れていた。 そんなことが一度ならずあった。 自分の持ち物でも、なんだかすぐにダメになってしまう。 自分でもどうしてそうなるのか、よくわからない。 とにかく、自分はあまり物に触れないで注意深く生きていこうと やっと気を付けるようになったのは中学の夏だった。
3歳のぶたこに注意深くあれ、と諭すのは無理だろうな。 それまでは母親が、頭を下げ続けるしかなさそうだ。
2002年04月09日(火) ご報告 / 我が家の冷蔵庫
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