ぼんやり日記
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2002年08月10日(土) 日焼け止めクリーム

私はあまり化粧をしない。

せっかくきれいに顔を洗い、化粧水なんかで整えて
ぴっかぴかにしたところへファンデーションを塗るなんて、
肌の立場からすれば「ひぇ〜なにすんねん!」
ではないかと思うのが大きな理由である。

それでも、化粧をすると顔が変わる。
別人かというほどの変わり様を見ると時々は自分でも挑戦したくなる。
したくなるんだけど、できない。
化粧には技術も年季もセンスもいる。
美術センスもなく、ぞうきん1枚に2時間かけてる私にはかなり難しい。
ってんであきらめちゃってるのがもうひとつの理由。

子どもを生んでびっくりしたのが肌のシミ。
へええ、こんなになるんやあ、と思いつついつの間にやら
3人も生んでしまったらこりゃ大変。

仕方がないので、夏場の日焼け止めだけは塗るようにした。
手元にはSPF6のソフトな日常用のものと、SPF30の
リゾート用のものがある。

でも、このぎらぎら太陽では日常の「ちょっとお買い物」でさえ
ソフトな分ではおっつかない。
で、毎日リゾート用をぬりぬりしている。

確かに、それなりには予防できているが、汗・水に強いだけあって
今度はそれを落とすのに大変だ。

毎朝、強烈な日焼け止めクリームを塗り、外出前にはもう一度塗り、
夜、お風呂に入る時にそれを落とす。

この「囚人さまの土を掘って埋める作業」のごとくばかばかしく
思える行為に辟易している。
ぶたこのトレーニングパンツの垂れ流し作業も
同じ事の繰り返しだけれど、それでも何かしらの意味が
見いだせるような気がする。
(たとえ1日12回、パンツを脱がせ、床を拭き、
お尻を洗ってやり、薬をぬってパンツを履かせるという作業を
繰り返しても、だ)

世の中の女性は、みんなこんなことを毎日しているのだろうか?
洗顔したり、歯を磨いたりするのと同じことと考えていいのだろうか?
うーちょっと違う気がする。

それとも私には根気が足りないのだろうか?
美容のために世の女性達の多くは、もっともっとたくさんのプログラムを
消化しているはずなのに。

私に根気が足りないのはまぎれもない事実だが、でもでも。
せっかくきれいに塗ったものなのに、またそれを跡形もなくはがすって
やっぱりちょっと悲しいというか、無駄足というか、屈辱的というか、
ああ朝の、あの一生懸命ぬりぬりした自分の行為は、
こんな仕打ちをうけて精算されてしまうのかと思うと口惜しいのだ。


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