ぼんやり日記
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2002年04月06日(土) 葉桜見物

パパが、持ち帰りの仕事とお勉強をしたいと言った。

子供達を連れてどこへ行こうか、昨日から考えていた。
仕方ないなあ、GS神戸へ野球を観に行こうか。
朝の8時過ぎまで本気でそう考えていた。

義妹さんからの電話が鳴った。
みんなで大阪城公園へ遊びに行こう、というお誘いだった。
そりゃ断るわけにいかない。
子供も野球なんて実のところ、あまり乗り気でないのだ。
(次女は“お山の野球場”へ行きたいと言ってくれたが)

天気予報は今晩から雨。
今日行かないと桜が見られない。

もう一組の義妹さん親子と一緒に電車で出かけた。
暑い。
大型遊具で遊ぶ子供たちは半袖で十分だ。
トレーナーを着ていた次女と三女は場違いな感じだった。





お弁当は桜のそばで食べようという事になった。
大阪城のお堀沿いが桜並木になっている。
しかし、見事に葉桜。はは。
桜色より若葉色が勝っている。
それでも、木の下にシートを敷き、お弁当を食べた。
今日は長女がおにぎりを作ってくれた。
ありがとう、ありがとう。
みんなの豪華なおかずを有り難くいただいた。
ありがとう、ありがとう。

子供たちはいとこ同士で、ケンカもしつつ、楽しく遊んだ。

上の桜の写真にも少し映っているが、
ブルーシートの住人達が、たくさんいた。
97’年、山一証券が破綻した。
その後、大阪の大きな公園内で急激に増えた。
いろいろ考える。


知り合いの方は、釜ヶ崎で生活されている日雇い労働者のために
ケースワーカーをされている。
体調を崩され、命の危険にさらされている方を
病院で手当を受けられるように、その後の生活が
守られるように日々、釜ヶ崎を巡回しておられる。

その方の話を伺う度、生きていく厳しさに言葉を無くした。
単純なことではない。
自分に何かできると思うのは傲慢だとも思う。
しかし、目をそらしてはいけない。
自分は何でもできる者ではないが、何もできないわけじゃない。

子供達は元気に遊んで、くたくたになって帰途についた。
電車の中で、ぶたこちゃんは寝た。
重い・・・・・・
重みが妙に愛しかった。


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