ぼんやり日記
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午後から子供達と図書館へ行った。 暖かいから、と薄着にしたつもりだったが、うっすら汗ばんだ。
私たちの住んでいるマンションのそばは小さな川が二つある。 どう見てもコンクリートの作りつけの箱にしか見えないが これで一級河川である。
二つの川をはさんで公園が点々とある。 公園と公園の間は遊歩道で続いており、沿道は 桜並木となっている
その桜が散っている。風が吹くと舞台で観るような 文字通り桜吹雪が舞い散る。 綺麗ではあるが、実際のところ歩くには少し迷惑な時もある。
それでもこの季節、子供と一緒にきゃあきゃあ桜の下で はしゃいでしまうのだ。
もちろん、葉桜になった頃にやっと花粉症が治まるという 自分の身を喜んでの意味もある。
図書館で、子供達は一冊ずつ児童書を借りた。 私はぼんやりと、本棚を見て回ったが、 村上春樹の「Sydney!」が戻ってきているのを見つけ 反射的に手を出した。
最初の、有森裕子のアトランタ五輪の回想だけ読んだが 内容は明らかに有森本人へのインタビューをもとにした ドキュメントであるのだが、文章は村上春樹そのものである。 奇妙な感じがした。 同時に、作家がスポーツライターになったらズルいよ〜 という羨望で読んでしまった。
今日の収穫
図書館でもう一冊借りた本がある。 「野球スコアブックのつけ方」 野球は以前から好きだったが、観念的にしか捉えることができなくて 頭の中にある、ぼんやりした思いをきちんと説明できないのが 歯がゆかった。
スコアを付ければ、頭の中が整理できるかどうかは わからないけれど、新しいことにチャレンジするのは気持ちいい。
問題はスコアを付けるくらい、じっくり野球を見られるかどうか。
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