ぼんやり日記
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インターネットで予約したプロ野球の開幕戦チケットが届いた。 電話で予約するでまもなく、プレイガイドまで行くまでもなく チケット予約から入手、料金払いまで全部自宅で済ませられる。
今更ながら便利な世の中だ。 さて、チケットを見ると、あーやっぱり電算紙仕様の紙切れだ。 別にチケットそのもののコレクションをする気はないので 何でもよいのだが、この電算紙チケット(と勝手に名付ける) いつから世間の主流になったのだろう。
私が高校を卒業して大阪に出てきてすぐは(かれこれ20年前) プレイガイドへ行き、購入するかプロモーター事務所で 直接購入かのどちらかだった。 コンサートチケットは、それぞれのアーチストの 個性が色濃く出て面白かった。
まもなく、チケットぴあが関西にやってきた。 続いてチケットセゾンがやってきた。 電話予約すればチケットを確保できるという画期的なシステムだった。 もうチケット発売前に前夜からプレイガイドの前に 並ぶことはしなくてもよいのだ。
プレイガイドの前に並ぶ人を見かけるのも年を追う毎に減っていった。
初めてチケットぴあで購入した時のことを何となく覚えている。 どきどきしながら電話をかけ、呪文のような長い桁の番号をメモし、 いそいそとカウンターまで取りに行く。そして渡されたチケット。 誰のコンサートチケットだったか覚えていないが、 えらい簡素やなあと思った。 その後、何度か同じ行為をし、同じ事を思い、はたと気が付いた。 これ、同じ模様のチケット・・・・ もしかして、チケットぴあで買うとどれもこれなん???
試しにチケットセゾンでも購入したが、 今度はセゾンで買うとどれも同じだった。 昔からにぶいヤツだった。
そんな状況に抵抗するアーチストもいた。 確か佐野元春は、オンラインチケットを購入しても コンサート会場で入場する際、本来のチケットであるだろうものを 配布してくれた。
時は流れて プレイガイドへ行くと、今でもオリジナルのチケットを 目にすることはできるのだろうか。 そもそも、オリジナルチケットというものがあるのだろうか。 あ。 プレイガイドって・・・現存するのだろうか?
(後記 CSプレイガイドは現存してますね)
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