|
|
|
|
|
本当ならば今ごろ某パーティに参加して楽しいひとときを過ごしているはずだったのに…と、急に飛び込んだ残業で疲れきった身体を引きずりながら帰宅途中。ため息を吹きかけるような気分で見上げた冬の空に、初詣の夜と同じようにたくさんの星が瞬いていました。 星座に興味を持っていたのは、遠い昔のこと。今ではオリオン座くらいしか見分けられない自分にしょんぼりしつつも、この広い宇宙に比べれば私のツラさなんてちっぽけなものだわ…と、単純に立ち直りかけた(笑)そのとき。 背後から頭上を飛び越えてゆくような感じで、流れ星が見えたのです。 もうずいぶん昔、流星群を見るために母と深夜に出かけたときにはいくつも見かけましたが、日ごろ空を見上げて歩く習慣のない私が流れ星に遭遇するというのは、ものすごい偶然。 まだ流れ星のしっぽが見えているとき、「あ、そうだ! 願い事!」と思い出し、あわてて頭をフル回転させましたが、とっさに浮かんだのは「幸せになれますように」というなんともベタなもの(苦笑)。 だけど、そこそこ人生を長くやっているおかげで、結局のところ自分ががんばった分しか結果が出ないことを身をもって知っているし、それはつまり自分が本気でがんばれば必ずがんばった分の結果は出ることが信じられるので、通りすがりの(?)幸運にあつかましく甘えるのは気が引ける…と言う気持ちもちょっとあったりするんですよね。 いえ、決して夢も見られなくなった、というわけではなくて(笑)。 |
|
|
|
|
|
|
|
|