同じ舞台で

ブログにも書いたように、吉本の舞台を観にいきました。関西人にとっては、遺伝子に組み込まれていると言ってもいいほど慣れ親しんでいる「吉本」ですが(笑)、実際に舞台を観にいったのは小学生のとき父親に連れていかれた記憶がぼんやりある程度。正直少し緊張しながら出かけたのですが、約3時間めいっぱい楽しんで帰りました。「どんなジャンルでも、やっぱりライブはいいなぁ」と実感したり、「ここのお客さんたちはみんな、笑うために来てるんだよね。スゴイ!」と感心したり(笑)。
その一方で、シビアな現実も目の当たりにしました。芸歴何十年ものベテランタレントさんと、(大変失礼ながら)全くお名前を聞いたことのないような若手芸人さんが、同じ舞台に立ち、しかも交互に芸を披露してゆくという構成のため、力の差は素人目にも歴然。それぞれの持ち味を楽しませてもらいながらも、ついつい若手サイドに感情移入して緊張していた私(苦笑)。自分の芸に対するリアクションがソッコーでわかってしまう舞台というのは、とても恐ろしい。だけど、そうやってギリギリのところで闘い続けて強くなれる人が、たぶんホンモノなんでしょうね。
2005年10月09日(日)

<<<  INDEX  >>>


My追加

Designed by [ m  U ]