|
 |
|
 |
|
ゴールデンウイーク前に買ったのに、今もまだページを開くことすらできない文庫本があります。 それは、桑原水菜さんのミラージュシリーズ最終巻。 ずっと友だちに「このお話の最後を見届けるまでは絶対死ねないわ」などと冗談のように話していましたが、とうとうその最後にたどり着こうとしている今、知りたい気持ちよりも、終わってしまう寂しさのほうが圧倒的に強いのです。
40冊にわたる物語が書き上げられるために必要とされた14年という年月…。 その間、個人的にとても大きな出来事がいくつか起こりました。 2部に入ってからは自分の状況と主人公の状況があまりにも近すぎて、しばらく読めなかったりもしました。 それでも離れてしまうことができなかったのは、自分自身が逃げたくなかったことと、物語の彼らはどうするのかこの目で確かめたかったからなのでしょう。
信じること、愛すること、生き続けること…。 人が当たり前のように行なうその行為に、意味を問う人はどうすればいいのか、どこへ向かえばいいのか。 桑原さんがふたりの行き着く先をどのように描かれたのか、これから心して見届けようと思います。 |
|
|
|
 |
|
 |
|
|