いちねんせい

車一台がやっと通れるくらい狭い道の、大人ならばささっと数歩で渡りきってしまえるくらいの横断歩道で、ピカピカの赤いランドセルを背負った女の子が立ち止まっているのを見かけました。
そこへやってきた車は、女の子に気づいて停止。女の子は、身体ごと大きく動かして右を見て、左を見て、それからピンと伸ばした右手を上げて横断歩道へ踏み出しました。

ただ、それだけのことなんですが、学校の安全教室か何かで教わったとおりにやっているであろう女の子の姿が可愛らしくて、そばへ駆け寄って「いい子だね〜」と抱きしめてあげたい気持ちになりました。
どうか、そのまますくすく育ってね…。
2004年04月21日(水)

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