《ボーン・アイデンティティー》 ビデオ - 2003年07月11日(金) 評価6点。(2002・米・119分) マット・デイモンのファンか否かによって評価の分かれる作品といえそうだが、私はそんなにファンでもないのでちょっと辛口な評価としてみた。 テンポよく展開するのだが、ちょっとヤマ場があってないようにも感じられる。 ストーリー構成がわかり辛いのが残念だった。 マットも意外とキレのいいアクションシーンを演じているが、いかんせんアクション映画向きの俳優じゃないように思えて仕方ない。 もちろん、“新境地開拓”といった感じだろうがもっと他に適役がいたんじゃないかなあと思われた方も多いはず。 あと、ヒロイン役、もうちょっとキュートな女の子を抜擢出来なかったものだろうか? マットの女性ファンを安心させる容貌の子を選んだのかなあとガッカリした。 あくまでも夢を売る映画だから、現実を忘れさせて欲しいなあと痛感した作品であります。 良かったと思える点ももちろんあります。 まず、カーチェイスシーンはとっても良かった。 かなりの迫力で楽しませてくれます。 あと、全体的なヨーロッパの風景美、これも一見の価値があるものだと思います。 個人的にはシリアスな作品のマットを見たいと思う。 でも、マットのファンの女性ファンの方、是非見て下さいね(笑) ...
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