白い原稿用紙

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2007年01月27日(土) さらばトーン

レイアウトが崩れたサイトの改装に
このところかかりきりでしたのん。

かかりきるつもりなどないのに
午前中にソフトを立ち上げて
気がついたらもう日が変わってたりするのよ。
あたくしの時間はどこにとんでいくのかしら。

なので
まだまだ直さなきゃいけないところは山ほどあるけど
今日はソフトを立ち上げず
去年から中断したままの
スクリーントーンの整理を片付けてしまおうと
取り掛かったのは朝の10時なのに
気がついたら日が変わっておりました。




あたくしの時間は以下同文。

去年からぐずぐずとこのトーンの整理をひきのばしてきたのは
それなりのフクザツな人の心の摩訶不思議、
ってな部分があるのよ ええ。
長い期間、このトーンの整理という作業をやってきたわ。
この時間が とてもとても好きだったの。
一仕事が終わって
どんなに次の仕事が繋がって襲ってきていても
必ずいったん トーンの整理をしてから
次の作品にとりかかっていたものよ。

いえね、
ちゃんと整理して片付けておかないと
ホコリや猫の毛がくっついて
使い物にならなくなっちゃうからなんだけど
はからずもこの作業が
アタマをリセットするのにとてもお役立ちな時間だったの。

アタマが空っぽになる

というのはこういう状態なのね
という心地よさ、まるで禅でも組んでるかのような無心な状態で
もくもくと整理して
どんどん積み重なっていく トーンの台紙。
コレだけ仕事したんだな という充実感。
ほんとにこの時間が好きだったわ。










そして
これが最後のトーン整理。




トーン整理もだけど
トーンを貼るのも大好きな作業のひとつだったわ。
でも
トーンをしっかり貼るためにごしごしと押さえつける作業と
そのトーンを削る作業が
つやベタと並んで
それはそれは手に負担が大きくて
腱鞘炎を引き起こしていたのでしたん。
その作業が減れば
どんなに負担が軽くなるかと夢見て
漫画を仕上げる作業を デジタルに移行したのでございました。

そりゃもう想像以上の手への負担軽減は 
サンバに合わせて踊りたいほど。

そして
20段以上あるトーンの引き出し三個分も
一気に片付けられるのだわと
サンバの次はジルバだわ。

引き出しからすべてのトーンを放り出して
まだアナログでトーンを使う友人達に送るために仕分け
……をはじめたのが去年の11月だったのに
いつの間に年が明けてたの。

あたくしの時間はどこに以下省略。

だって
ちょっと このトーンの山と
トーンを張り込む作業と
トーン整理の作業にお別れを言うのに
時間が必要だったのよ。

今日
宅急便を呼ぶ用事があったので
いきなり思い立って決心を固めて一気に整理の仕上に入ってみたわ。

……まだ友達ひとりぶんしか送り出せていないけど
数日中には キレイに整理できるはずよ。

整理の最中に

すかっ

と利き手の小指を トーンの台紙で切っちゃった。
紙で切ると痛いのよねー。

今までもしょっちゅう切ってたし
それよりも
トーンを切る時に使うカッターで
そりゃもうざくざく手を切っていたものだった。

でもそんな怪我とももうお別れ。

トーンと手を切って手を切らなくなるとはこれいかに。

これで最後となると
切れた怪我すら愛しいものね。

あなたが噛んだ小指が痛い。

血は1滴もでないくせにやたらいたいわよ
このトーンの噛みあと。

とにかく
このトーンの山がなくなったら
長い間でっかい机の上を占領してたブツがなくなって
ようやく心おきなく
ドールカスタムグッズをひろげられるというものだわ。


今までありがとう
ほんとにお世話になりました。
生きてる間にあなたとお別れのときが来るとは
想像もしなかったけど
悲しいお別れじゃないのよ。

あなたが噛んだ小指の傷が治るころには
忘れて見せるわ あなたのことなんか。
まだ今は未練たらたらだけど。

でも
あなたがいなくなったら
あたくしはこれから
どんな作業でアタマをからっぽにしたらいいのかしら。

なにもしなくてもからっぽなんだけどもさ。


藍まりと |MAILHomePage

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