白い原稿用紙

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2004年08月05日(木) ヒトの時間

日々 いろいろあるのに
サイトの日記に書くような事がないわっ。

あまりに個人のお家の事情過ぎて
全世界に向かって
声を大にして言うほどの事じゃ無いんですものん。

……考えてみれば
今までだって「声を大にして」言うような内容は
書いて来なかったわね。。。。

とにかくお引っ越しはすんだものの
今まで一世帯だったところに二世帯押し込んだんだから
荷物に埋もれて生活するような事にならないよう
日々 家具やら段ボールやらを
あっちに動かし こっちに動かし
ヒトの住む環境になるべく奮励努力してるわけなんだけど
奮励努力はいいかげん 仕事に向けなきゃやばいわ。

やばいけど
身体がすっかり肉体労働づいちゃって
お仕事臨戦体勢に入れないのよ〜〜〜〜ひ〜〜〜。


人生は 長くなってくるといろいろあるわねえ。
好きな事だけやって生きていける人生なんて
きっとないわよね。



思えば同人を始めた頃。。。。。
「これからしばらく自分のわがままの為だけに生きてみよう」
と心密かに決心したんだったわ。
なんだか要領が悪くて
親しい友達でもない人の都合にひっぱりまわされたり
編集さんの意見を聞き過ぎるあまり
自分が描きたい漫画がなんなのかわかんなくなっちゃったり
いろいろ自分の見失っていた時期でもあったのん。

自分でそういう環境にもっていったくせに
なんだか自分の中で不満がたまっていったのね。

それで 
好きなように漫画を描きたいために同人を始めるにあたって
同人活動のすさまじい忙しさを知ったわけね。

漫画だけ描いていれば勝手に本になった商業誌と違って
描いたら
ネームを打って貼って編集して
印刷する関係のページ数の計算 印刷費の計算
印刷屋さんとの交渉
普段は編集さんがやってくださることすべて。
そしてイベント申し込み、参加、山ほどの本の搬入搬出
委託書店への手続き 出荷 伝票の処理
普段は営業さんがやってくださる事のすべて。

ぜえ〜〜〜んぶやるのね。

これはちょっとやそっとの気持ちじゃ出来ないわ。

今まで
たいして役にも立たないのに
「人様のため」
と思い込んで使っていた時間と労力のすべてをつぎ込む。
自分の都合に合わせて、荷物の搬入搬出のために
売り子をたってもらうために
友達を引っ張り出す。
欲しい原稿のために ゲストを頼み込む。

そりゃもう
今までの人生でなかったくらい
自分の楽しみの為に生きたわ。
自分の都合で 人をひっぱりまわしたわ。

もちろん
そんなことはいつまでも続かない。
自分の事だけしか考えていなかったツケは
たくさんやって来た。
失ったものも多かったわ。

もはやここまでと
サイトも閉めた あの時期。

失ったものは多かったけど
得たものはもっと多かったと思っているのよ。

同人を始める前の時期、
他人の為にばかり走り回っていたと思い込んでいたけど
あたくしがそれをしなくなっても
たいして誰も困りはしなかったわ。
ぜんぜん 役にたってなかったつ〜ことに
他ならないじゃないの(TT)

本当にあたくしを必要だと思ってくれる友人達は
あのさなかにも 笑って見守っていてくれた。
あたくしのために
時間と労力を割いて 
手伝ってくれた友人達もたくさんいたわ。

人の好意に甘える という高等技も 長い人生で
ようやく少し身につけたかもしれないわね。
それまではいじっぱりで
人の好意を素直に受けられなかったりしてたと思うのよ。
でも 手に負えないと思っていた事が
誰かの手助けで出来た時の感謝とか嬉しさとかは
得難いものだと知ったわ。

もうこの先の人生で
あれほど 何かにがむしゃらになれる時期は
手に入れられないかと思われるわ。

楽しい時期だったわ〜〜〜〜
目が遠くなっちゃうくらい。

でもその代わりに 手に入れたものはたくさんあるから
これからはそれを楽しんでいこうと思うのよ。
せっかく手に入れた 「気持ちの余裕」ってのを
大事にしたいと思うわ。

思うんだけど あたくし的にこの
「気持ちの余裕」ってのの成分の中に
ほんの少しだけど
「あきらめ」ってのが入っているのが
とっても気に入らないわ。

当座の目標は
時間の使い方と 気分の切り替え方を鍛練して
これからの人生の時間の中に
あたくしがやりたいこと 全部をぶちこむことよ。
ほほほ。


藍まりと |MAILHomePage

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