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びわは小さくて とっても少なかったけど ものすごく甘かったですわ。 鳥がつついて開いたと思しき穴もあったけど 気にせず洗って食べちゃったわ。
以上 誰も待っていなかったと思われる御報告まで。
新しいコミックスも無事発売になり お買い上げ下さった皆様には 心から感謝の舞いを。 舞われても困るでしょうけど 他にどうやって 感謝を表していいのやらわかんないので一応。
なにしろ あたくし程度の立場の作家では 毎回 一冊一冊が綱渡り。 この本が(ある程度)売れてくれれば また次の本を出して頂ける可能性が生まれます。 それも口開けて待っていても 棚からボタモチなんて そうそう落ちては来ませんわ。 ボタモチがありそうな所には お口を開けて 飛び込んで行かないとッ。 でも空振りすると 上の歯と下の歯がぶつかってとっても痛いのよ。 でもその痛さを恐れていては ぼたもちは手に入らないの。
そうやってなんとか生き延びている身分でございますゆえ、 もちろん読んで頂けるだけで嬉しいのに その上買って下さる読者ちゃんにおかれましては あたくしとしても 舞いのひとつぐらい 舞って見せなければと。 誰も見たくないでしょうけれども。 いちおう裸踊りはやめときますわね。
以前は このような情けない実情を サイトとか あとがきとかで書く事は みっともないコトよ。と 控えておりました。
読者ちゃんに伝える事は感謝だけで充分。 作家や出版社側の裏事情など余計な事 と。 武士は食わねど 高楊枝。
けれども こうやって 包み隠さずドシドシ書いちゃおうと思ったのは 原稿流出事件の時 あまりに 漫画業界の実情と言うのが知られていないため 原稿流出の問題の大きさを うまく理解して頂けなかったなあ と 思う所があったわけなのよ、お嬢様。
世に出ている 売れっ子漫画家の華やかさと 売れていない漫画家の悲惨さ。
その両極端しか世の中には認識がないものなのねと。
その中間 ってのが一番多いんだけども、 それはなかなか理解しにくいのよね。 だってある意味 普通の労働者なんですもの。 とくに目立つ事も変わった事もなく バリバリ稼いで楽してるわけでもないのよ〜。
というわけで 多少みっともなくても恥ずかしくても あたくしたちの業界で当たり前のことが 読者ちゃん達にとっては ちょっとしたトリビアになることも あるかもしれないということで。
聞き苦しい愚痴などにはならぬ程度に 嬉しい事も いやんな事も 書いちゃおうかなと思っている次第なのよ。
そして怖い事にね〜 いつまでそうやって漫画業界のトリビアとか言って 書いていられるのかも わからない世界。 だって お仕事がとぎれたら ただのプー。 そこで犯罪のひとつも犯しちゃった日には 「自称 漫画家」と言われる事間違いなしっ。 良くても「元 漫画家」
が。 がんばんなきゃっっ。
漫画を描く事だけなら 一人でも完結するけど 読んでもらって 漫画を描く事を仕事として行くのは 一人じゃどうにもならないのよ〜〜ん。
そういうわけで 出版社と読者ちゃんに再度敬礼して 今日はこれからお仕事〜〜ん。
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