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いきなり暑くなりました。
想像していた事ではあるのだけれど、 2階の部屋に作り付けた 145センチの高さのロフトベッドは 暑いわっっっ
やっぱりね〜。 そうだと思ったのよ〜〜。
まあ、それはいいわ。 部屋にはエアコンがついてるんだし。
で、各種の事情があって 旦那様のお部屋だけエアコンの設置が遅れてるのん。 各種の事情と言うのは 室外機を屋根の上につける予定だったので 屋根の工事が終わらないとつけられなかったっていうのと 屋根の工事が終わったらお金がなくなったとか、 まあそんな細かい事はいいわ。 とにかく暑くなったから 早急に買いにでかけたわ。
結論から言うと 付ける予定のところのサイズを測り忘れて 今日は買えなかったんだけど。
ついでに ユザワヤになんか寄って 足りなくなったお人形用品の調達 さらについでに ちょっと本屋さんに寄ると そこには 素晴らしい宝物があったのよ〜〜〜〜。
藤子不二雄先生の生原稿が ウインドウに飾ってあったのよ。 どれも1ページ〜数ページで、カラー原稿もあったわ。
ドラえもん エスパー魔美 パーマン
そして特筆すべき原稿は 『ローマ便り』の一枚が!!!
あたくしも著書「漫画道」でしか 見た事のないシロモノで まだ おふたりが故郷から出て来て あの伝説のトキワ荘にいらした頃に描かれたはずの原稿だと 記憶しているんだけど。 そして 漫画道での描写では 藤子・F・不二雄先生が執筆されたものと書かれていたわ。 もう何十年前のものなのか 気が遠くなるので計算したくないくらい 古い時代のもので(漫画の歴史からしたら、の話よ) ほんと〜〜〜に貴重なものを見せて頂いたものだわ。
時がたつと 漫画の生原稿と言うものは 普通 トーンが剥がれてノリも溶け たいへんな状態になるのだけれど このころはまだトーンというものがなかったので アミの部分は青鉛筆での指定。 原稿には よぶんなノリなどついていなくて 綺麗な状態だったわ〜〜。
そして やっぱり考えてしまう。 この原稿は誰のものなのかしらと。
いえ、とりあえず目の前のこの原稿は 書店さんが借りて来たものだと思うわ。 そういう部分的な事でなくて やっぱり 先日閉鎖した「漫画原稿を守る会」の 活動内容を考えてしまうわけなのね。
あたくしたち、その先生のファンにとって、 漫画を愛するものにとって それはまさしく宝物で 目の前で実物を見られるなんて それはラッキーな出来事だわ。
でも 興味のない人にとってはただの紙切れ。
そもそも趣味のものとは そういうものなのだと思うわ。 なんでも鑑定団を見ればわかるように そのブツに価値があると考える人は そのブツにいくらでもつぎ込むものなのよ。
漫画が単なる「シュミ」のものかどうかはともかく。
でも 金じゃない。お金じゃないのよ〜〜〜〜。
あたくしが 漫画原稿流出事件を見て望んだのは 漫画原稿というものに素晴らしい価値があるのだと 日本人ひとり残らず認めてくれというんじゃなくて せめて 自分で描いたものぐらい 自分のものだと認めて欲しいという事だったのよ。
漫画の生原稿は特殊すぎて 美術品とも小説の原稿とも同じには考えられない。
でも自分で描いたのだから自分のもの。 原稿料は一回の掲載権の代金で 生原稿の値段じゃない。
すごくすごく簡単な事じゃないの。
と思っていたのに ぜんぜん簡単じゃなかったみたいね。
あたくしが考えたのと同じように考える漫画家は 多くはなかったのかもしれないわ。 あたくしが望んだ事は単純すぎたのね。
もっと もっと大きな期待を「漫画原稿を守る会」に 寄せた人もいたのね。
「漫画原稿」と 「漫画原稿が持つ権利」は別にして考えるものだと思ってたのよ。
でも それは なかなか切り離せないものなのね。
100人いたら 100人 考え方が違う と 学んだかも知れないわ。
これだけ違う人達を 「漫画家って人種は」と言ってしまうのも 単純すぎるお話しね。
自分のもの以外の漫画原稿を目にした時 またきっとこうして うまくいかなかった「守る会」を思いだすんでしょうね。 ほろ苦い思いで。
でもねっっ。
やっぱり 感動なのよっっっ。
本物を見る事が出来たという感動は 掛け値無し、 目にした瞬間に襲って来るのよっ。 それが誰の「持ち物」かなんて その瞬間は考えもしない ただただ その 作者のものだと その力強さに感動するのよ。
とにかく 誰の持ち物であれ その原稿が存在していてくれたことが 嬉しいのよっっっ。
これはある意味 危険な考え方なのかも知れないけど。
そしてね そういう文化的というほどの価値が 認めてもらえないような原稿でもね やっぱり 描いた本人には愛しいものなのよ。
せめてその愛しい原稿を 自分で保管するなり、 破棄する権利を認めてちょうだいな、 と言いたかった。
他の漫画家の方々の原稿ならともかく 自分の原稿を 芸術だとか文化だとか言い出す気なんかさらさらないけど でも 自分の描いたものが自分のものだとは 叫んでも許されるのじゃないかしらん。
とりあえず あたくしは 原稿は描いた本人のものだと 思う事にしていますの。
それはそうだと思って下さる方は ぜひ そうだと思っていて下さいましね。
漫画原稿を手にする人がみんな そう思っていてくれれば こんな わけのわからない流出事件はなくなるはずだから。
思うだけかよ とか言わないのよ。 思い というものは ものすごく強いパワーなのよ。
念力ってのもあるくらいだから。
ちょっと 違うかしら。
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