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ボ−イズアニマ「サディスティックボーイ」の連載も 無事 最終回を皆様のお手元に届ける事ができました。 御愛読ありがとうございました。
産みの苦しみも多い作品でしたが、 もう それはほんとに好き勝手に 楽しく描かせて頂きました。 この場で編集さんにも心から感謝を。 ありがとうございました N崎さん。
さて これで今までやって来た連載作品は 両方無事に終了致しました。 まだサディスティックボーイの 最終巻のコミックスが残っておりますが、 それはまた もうちょっと後のお話。
ここで、 サイトにまで訪れて下さっている読者ちゃんに 打ち明け話があります。 軽い気持ちで聞いて下さいませ。 友だちのちょっとした打ち明け話のように。
いきなり 「大人のハードなエロスを追求したい」と思い立って ここまで走って来ましたが 実のところ、かなり前から息切れしておりました。 エロスを追求するためのお話が 最初の頃ほど ほいほいと出て来なくなっていました。 (ほいほい出て来てた最初の頃もどうかと思いますが) ストーリーを進める方向に向かうと そこにハードなHシーンを入れるのが 回を追うごとに苦しくなって来て、 ネームにつまる状態に。 それでも気の抜けたような 必然性のないHシーンを描くのは嫌で 全力以上に気合いを入れておりました。
応援してくれた皆様のおかげで 描いて来た作品達を無事、 最後まで描き切る事が出来ました。
とりマイアの「ハードSM ドエッチ路線」は ここで打止めにしたいと思います。
気の抜けた、ぬるいエッチを 惰性で描き続けていく気はありません。 そんないいかげんなものを 読者ちゃんにお見せしたくはありません。 もうそれは描いていておもしろかった、 描き甲斐があったものだけに 中途半端には続けていきたくないのです。
いわゆる路線変更です。 気持ちの上ではなんら変更はないのですが、 18禁表示をしなくてもいい形のものに 移行したいと思います。
とはいえ、今まで 「ハードH」を看板に掲げていた とりマイアが 何の準備も根回しもなく その看板を降ろすのですから、 今後どのようなお仕事ができるのか させて頂けるのか、 まだ見えていません。
またゼロからの出発になると思います。
こんな打ち明け話をせずに さくっと変えればいい事でもありますけど、 まだ仕事の先が見えていない今、 商業誌に姿が見えなくなれば サイトに通って下さるほどの読者ちゃんは 心配しちゃうのではないかと心配しちゃいました。 だから知っておいて欲しかったのです。
今月に出る 星の館最終巻「奴隷達の条件」の描き下ろし分には あろうことかHシーンがありません。 ここで一発(いやん) 派手にドHシーンをぶちかまそうと 思っていたのにもかかわらず Hシーンのない短編になってしまいました。 たぶん、それが 今後あたくしの行きたい路線なのです。
たとえ看板を降ろしたせいで 今後の仕事がなくなっても悔いはありません。 悔いなど微塵も残らないほど 好きに描かせて頂けました。 これで仕事がなくなるのなら しょせんあたくしが そこまでの漫画家だったということです。 そこまでの覚悟を決めて看板を降ろします。
もちろん それで消える気などさらさらありません。
ありがたい事に ほんとにいい時代になりました。 作品が発表したければ 同人誌もネットもあります。 いくらでも好きなように漫画が描けます。
まだまだ発展途上のあたくしには 勉強したり、精進したり、 腕を上げなければいけない事が山ほどあります。 もっと腕を磨いて 楽しく読んで頂ける漫画を描けるように これからも よりいっそう頑張ります。
なんかちょっと固い話っぽくなってますけど 早い話が 「ちょっと路線を変えるけど、 これからももっと頑張るから よろしくお願いします」 と言っています。平たく言うと。
「ハードHをやらなくなったらつまんなくなった」 そんな風に言われちゃうことのないよう、 もっと楽しく、もっと苦しんで 描き続けて行きたいと思っています。 (なんかまだ思いきりSM思考入ったまま?)
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