白い原稿用紙

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2003年05月04日(日) ある日の出来事

遅れまくった原稿の引き渡し日の事でした。

今日の事だと断言できないのは
いろいろと差し障りが……。

夕方お渡しのはずがなかなか仕上がらず、
スピードの限界に挑戦状態。

漫画家にしては珍しく
肩がこらない体質のあたくしも
この状態の時はさすがに
「肩に何トンの背後霊が乗っているのっ?」
と言うくらい凝りますのよ。

それでいつもの秘密兵器 
「貼るホカロン」の出番なのん。
肌着は大きく肩があいているので
肩に貼るにはカッコ悪くても
ブラウスの上からべったりと。
ひとりの仕事中、どうせ誰にお見せするわけでもないし
いいのよ いいの。

あまりの肩凝りに ついお風呂まで入っちゃったわ。
1分1秒を争っているのにっ。

夕方 編集さんから
約束の喫茶店につきましたとお電話があった時、
まだ読者プレゼントの図書カードが描けていない。
それから 効果が思い付かなくて
後で考えようと 真っ白なページが数枚。

やっぱりお風呂なんか
入ってる場合じゃなかったわ〜〜。

30分もお待たせして
喫茶店へと走る。

愛猫ちょびの通院に、だんなが自転車を使うので
自前の足で商店街を疾走。

でも原稿は出来たのよ!
原稿が上がった時の幸せな気分は格別ね。
頬をなでる風も気持ちいいわ。
商店街の中
すれ違う人々すベてが
あたくしに
微笑みかけてくれるようにさえ感じるわ。

でも徹夜明けの老体に
駅前の喫茶店まで疾走する体力はないので
速度を緩めた……時に気がついたわ。

貼るホカロン。
ブラウスの上から貼ったままじゃん。
着の身着のままで飛び出して来たんじゃん。

誰にお見せするわけでもないし
と思って貼り付けたホカロンは
商店街中の人にお見せしてしまったわ。

町行く人は微笑んでいたんじゃなくて
嘲笑っていらしたのね〜〜。
大嫌いよ〜〜赤い夕日なんて〜〜〜

さらにネームの最終チェックをしていないため
喫茶店で『あの』原稿をひろげてセリフのチェック。

消しゴムをかける時、
小さいフキダシの中なんかは
めんどくさいので消してしまうのね。

ちいさいフキダシ。
つまり主に喘ぎ声でございますわ。
いちばん電話でやりとりしたくない
セリフだことあるよ。
セリフと言えるかどうかはともかく。

茶店の中で、
特に怪し気なページを重点的にチェック。
珈琲を運んで下さるウェイトレスさんに見えないよう
抱え込むようにして点検していたんだけど
後ろの壁。
ガラスだったわ。

いや〜〜ん
見ちゃダメ〜 そこのおじさま〜〜〜!
見てもいいけど
恥ずかしいのはおじさまの方よ〜〜〜。

惨澹たる苦労の末
ようやくチェックも終わって一息ついて
タバコに火をつけたら 聞かれました。
「あの……近況報告とカットは……」

すみません。
きれいに忘れていました。

すべての苦労をあざ笑うかのように
最後の最後で
コメントカットは後送することになっちゃったわ。
あたくしのばかばかばか〜〜〜。

でもすべての苦労の甲斐あって
明日はイベント。
ドールパーティーとコミティア。
さらに夜はお友達と飲み会。

ゴールデンウィークのお遊び
一気に凝縮の1日なのよ〜。
体力がもたないと哀しいので 今日は寝るわね。

あ、あら。
これじゃまるで
「今日の出来事だ」って言ってるようなものだわ。

と、とりあえず
おやすみなさ〜い
また明日。


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