白い原稿用紙

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2003年03月15日(土) 戦場の火事

友人夫婦のお引越しのお手伝いに
だんな ともども出動してきました。

が。

お引越しで 古いお家のカギの引き渡しと
お仕事の漫画原稿の引き渡しが 同日だった友人夫婦。

〆切りを抱えているのは 奥さまの方。
なので
夫ふたりは 古いお家の引っ越しの片づけ。
妻ふたりとプラスアシちゃんは
新しいお家の段ボールのあいだで原稿制作。

「おじいさん(達)は山へ芝刈りに
おばあさん(達)は川へ洗濯に」という状況でしたわ。

〆切り抱えた妻は 気心知れた長い友人。
さらに その時来てくれたアシちゃんは
あたくしもお願いしている、いつもの雪豹ちゃん。

せっぱつまった修羅場とは思えない呑気な空気の中、
先生である友人を さっさと寝かし付け
雪豹ちゃんと共に、せっせと原稿を仕上げて
主人の目覚めも待たず、
とっとと始発で帰って来てしまったあたくし(^^;)

もちろん、気心知れた友人な上、
その彼女がとてもおおらかな性格なので
(アバウト、とも言うわね)
指示もなしに 原稿を仕上げてしまうという
荒技ができるのであり、
ふつうは夫婦といえど、
漫画描き同士でこういう無茶はいたしませんわよ。

ところで この友人のお家は
小さな子供がいる上、
夫婦ともタバコをお吸いになりません。

…ので 喫煙の時は外に出て吸うわけですけど
うっかり ライターを忘れてしまいましたのよ。

だんなが持っていたので 一緒に吸っているうちは
不便はないんですけど
なにしろ おじいさんは山へ芝刈りに行ってしまう。
火がないのよ。
引越し中のタバコをすわない家庭で
ライターやマッチが出てくるわけもないし。

川で 途方にくれたおばあさんは
お台所のガスレンジで火を付けてから
外に飛び出すという暴挙に出ました。

でも一刻も早く外に出なければ(タバコを吸わない人にとっては
ちょっとの匂いも臭いものですから)
というあせりも手伝ってレンジの火で 前髪を焦がしちゃったん。
2回ほど。

そうまでして吸いたいかと聞かれれば
徹夜の仕事をタバコなしで乗り切るのは
喫煙者には なかなかに出来ない事なのでございますのよ。
そうまでして吸いたい
という答えですわ。

とっととお家に帰って
グースカ寝て居たところ
友人夫婦から
「無事に原稿と家のカギの引き渡しが終わったよ〜〜ん」
というメールが。

やれやれ
今回もなんとか乗り切れましたわね。
前髪 焦がしたかいがあったわ(勝手に焦がしたんだけど)

この友人夫婦には あたくし達夫婦も 
いろいろ助けてもらっていて
共に修羅場を乗り越えて来た 戦友みたいなものですの。



次の戦場は 我が家のお引越しなのかしら。
どきどき。


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