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久しぶりの友人と電話。
ホントに久しぶりで もう何年会っていなかったか わからないくらいなの。
それでも 誕生日を覚えててくれて 毎年 綺麗なお花を送ってもらっていたりします。
がさつなあたくしには到底出来ない芸当。
昔 描いていた少女漫画誌で知り合った彼女。 今も元気で ほのぼのとしたショート漫画を 描きつづけております。
初めて会ったのは出版社のパーティだったわ。 かわいこちゃんが ひとりでいるのを めざとく見つけて 一緒に行っていた友人と ふたりがかりでナンパしたのよ。
そんな事はどうでもいいわ。
その友達とは ちょっと前の竹書房のパーティで ほんとに数年ぶりで ちょっとだけ顔を会わせたの。
電話でその時の話が出た時、 あたくしが 「あの時一緒に居た、ボ−イズの友達がね…」と 言ったのよ。 彼女はちょっと黙って
「ボ−イズってなに?」
あああああ そうでした。 同じ漫画業界といっても広うござます。 広い中でも認知度の低いこのジャンル。 同人もやらずに 健全な漫画を描き続けてる彼女には 見知らぬ世界。 あたくしが「ホモ漫画」を描いているのは 知っていたけど、 「ボ−イズラブ」という呼び名は 御存じなかったのよね。
かくいう あたくしも ボ−イズを始めた頃、 その呼び名を知りませんでしたわ。
「めっちゃハードなホモ漫画が描きたい〜〜〜」 という 猛烈な情熱に動かされて とにかく描いてはみたものの、 「ボーイスラブ」という呼び名を知ったのは それから しばらくたってからだったわ。
「ボ−イズ」と打っても あたくしのパソちゃんは 「ボーイ図」とかほざいていて 単語登録したんだったわ。
遠い昔の事のような つい昨日の事のような。。。
まあ、彼女は そんな言葉は単語登録する必要はないわ。
明日は そんな彼女と 数年ぶりのデートなの。
わ〜〜い なに着ていこうかしらん、らん。
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