もうあと 一気にやってしまえば 簡単に仕上がる この一作。
描き上がる最終段階になると 時間があればあるほど わざと ぐずぐすごねる自分がいます。
それは 手塩にかけた娘を嫁に出す 親の気持ちにも似て いや、まだ早い、もうちょっと完璧に嫁入り仕度をしてやってから…。 準備万端 整って、あとはウエディングドレスを着せるだけなのに まだごねる 頑固親父の心境でございます。
ここで長女に金をはたいてしまったら 次女と三女にかけるお金がなくなるのはわかっているのに。
(訳)ここで この作品にこれ以上時間をかけていると 次の作品にかける時間が削られるのよ〜。
そういうわけで 「明日嫁にやる!」と婿に こちらから電話。
(訳)明日 お渡しします、と編集部に電話しました。
だけど、そのかわり、大事な娘を奪って行く お前を一発殴らせろ! などど さ○まさしの歌のような阿呆を言うわけにもいきませんけど。 (いえ、けっして○だまさしの歌詞が阿呆だというわけでなく、 阿呆はあたくしでございますが)
今晩一晩、この娘にとことん つきあったら、 明日から気分を切り替えて 次女の嫁入りにそなえます。
・・・・って。 次女・・・まだ生んでないんですけど
(訳)次の作品、まだネームもできてないのよ〜〜〜〜 うわ〜〜〜〜〜〜〜ん!
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