白い原稿用紙

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2002年04月17日(水) 嫁入り前夜

もうあと 一気にやってしまえば
簡単に仕上がる この一作。

描き上がる最終段階になると
時間があればあるほど わざと ぐずぐすごねる自分がいます。

それは
手塩にかけた娘を嫁に出す 親の気持ちにも似て
いや、まだ早い、もうちょっと完璧に嫁入り仕度をしてやってから…。
準備万端 整って、あとはウエディングドレスを着せるだけなのに
まだごねる 頑固親父の心境でございます。

ここで長女に金をはたいてしまったら
次女と三女にかけるお金がなくなるのはわかっているのに。

(訳)ここで この作品にこれ以上時間をかけていると
   次の作品にかける時間が削られるのよ〜。

そういうわけで
「明日嫁にやる!」と婿に こちらから電話。

(訳)明日 お渡しします、と編集部に電話しました。

だけど、そのかわり、大事な娘を奪って行く
お前を一発殴らせろ!
などど さ○まさしの歌のような阿呆を言うわけにもいきませんけど。
(いえ、けっして○だまさしの歌詞が阿呆だというわけでなく、
阿呆はあたくしでございますが)

今晩一晩、この娘にとことん つきあったら、
明日から気分を切り替えて
次女の嫁入りにそなえます。

・・・・って。
次女・・・まだ生んでないんですけど

(訳)次の作品、まだネームもできてないのよ〜〜〜〜
   うわ〜〜〜〜〜〜〜ん!


藍まりと |MAILHomePage

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