ありゃ、昨日の日記で御心配かけてしまいました。
いやいやいやいや 笑って下さいまし。
方言を覚えられるほど そこにいなかったといっても 生まれは関西。 笑って頂く事で癒される関西人の血が あたくしにもしっかりと 流れているようでございます。
没原稿も、そこまで惜しがって頂ければ、浮かばれまくって 復活してしまいそうな勢いです。 果報者、いえ、果報物です、その原稿は。 大丈夫、無事ペン入れ終わりました。描き直し分も(^^)
ガムテープ、その他で机にくっつける、という御意見、 ありがたいのですけど、これはお勧めできません。 あら、勧められてるのは あたくしだわ。
まず、何かに入れる、というのはもちろん色々試しましたが これはインク瓶のまわりに邪魔物があるわけで インクをつける時に けっこういらいら いたしまして 精神衛生上 たいへんよろしくないので 中止いたしました。
そしてガムテープその他、机にくっつける方法。 しばらくはいい感じだったんですが やがて判明した事。
くっつけておいても、それでも倒れるほどの強い力が加わると 今まで踏ん張ってくれていたインク瓶が その力の 慣性の法則も加わって、 考えられないほど遠くまで 被害がおよびます。
それで もっと強力にくっつける。 するとですね、机にぶつかったりして土台そのものが揺らいだ時、 中身のインクだけが飛び散る事になるのですわよ、アナタ。 インク瓶というものは、 限り無く原稿に近い位置に置いてあるものなので 実は これが一番原稿にとって 直接被害が大きいのでございまする。 いっそ倒れて、あさっての方向に流れて行ってくれた方が ず〜〜〜っとまし、という事態に…。
机の上や 絨毯や お部屋や(あ、ウソです 大家さん) 自分自身(これもウソです、お母さん)など いくら汚れてもかまわないけど 一番守りたいのは原稿なので 一番 安全に思える「くっつける説」が 実は一番危険だと言う 落とし穴がここに。
いえ、もちろん、あたくしほど 究極的に粗忽者でない、適度なあわて者、くらいの方には 大変有効な方法なんですけど。
かなり昔、これは有効だという方法を試した事がありました。 「何かに入れる」と「くっつける」を合体させる意味で、 丸ごとの新しい布のガムテープを用意いたします。 ガムテープの側面と言うのは、のりがはみ出して 接着力があるわけですね。 それをおもむろに ぺたっ と机に張り付け、 そのまん中にインク瓶を置いたのです。 これなら、何かの中に入れるといっても でかいインク瓶だと思えば それほど使いにくくはありませんのよ、奥様。
けっこう快適に使って 「あたくしって アッタマい〜〜〜い♪」 と思っていた矢先の事でした。 ペン先を取り替えようと 前かがみみになったはずみに、 あたくしの髪の毛が、 ガムテープの 上になった側面にふれたのです。 そして姿勢を戻した時、どういうわけか 机の上につっいた面の粘着力より あたくしの髪の毛についた側面の粘着力が勝ってしまい、 ガムテープは インクもろとも 机の上を走り、宙に浮き、 なにが起こったか把握できないあたくしは、 きょろきょろとあたりを見回すために 妙に重い頭をふりまわし、 慌てるあたくしをしり目に 信じられないくらいの範囲で インク侵略を拡げたのでした。
もちろん、一番被害がひどかったのは原稿でした。 しかも 何が悲しいって、 その原稿が、アシスタント先の先生のものだったということ。 その節はほんとうにごめんなさい....先生....。
うえ〜〜〜ん ガムテープ 恐い。 ついでに お茶が一杯、こわい。
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