祭りの最中、ムスコの友達Y君が遊びに来て、一緒に祭りに行っていた。 そのY君が、今年はタピオカドリンクが来ていると教えてくれた。 300円らしい。 そうか、それはちょっと飲みたいな。 ショッピングセンターで300円だと躊躇するが、祭りだと許せてしまうマジック。
そんな話をした後子供たちは祭りに行った。 そして戻ってきて、またポテトを食べていた・・・。 毎日ポテト・・・飽きないのか・・・。
で、夜はおっさんと子供たち二人で祭りに出かけることになったらしい。 私は稽古の予定だったので、お腹を休めながら見送ることに。 あー、タピオカドリンク飲みたいな〜。 『400円だったよ』とムスコ。 なんだと・・・!? 400円は・・・高いなぁ・・・普通かなぁ・・・。 祭りでも300円は許せるけど、400円はラインを超えるのよな〜。 なんて話しつつ、ムスコを見送る。
『あ、母ちゃん待っててね!』 え?なんで?という疑問を呈する間もなく、ムスコは出かけて行った。 ・・・なんで待たなきゃいけないんだろう・・・。 はっ!さっきタピオカの話してたから? ひいばあちゃんとばあばにお小遣いたっぷりもらって資金はあるし? 買って来てくれちゃうつもりだったりするの? ま、まさかね〜。 そんなことあるはずないよね〜。
数十分後、ダッシュで戻ってきたムスコ。 『母ちゃんまだいる!?』 いるよ〜。お前が待ってろって言ったんだよ。 『はいこれ!!』 振り向くと・・・。
彼の手には数本のポテトが握られていた・・・。
え・・・っと・・・何かな? 『あげる』 いや・・・うん、ありがたくもらうけど・・・え?この為に待ってろって言ったの? 『うん!!』(まぶしい笑顔) なんだよ・・・タピオカ買ってきてくれたんじゃないのかよ。 『!?』(『そっち?』って顔)
うん、いいよ、いいんだよ、勝手に勘違いしたの母ちゃんだもん。 しかし、ポテトの為なら待たなくてよかったよ・・・と思ったけど、口には出してないよ。 だってその後、遅れて入ってきたムスメからも、満面の笑みでポテトを渡されたから。 いらないお土産だなんて・・・言えない・・・。
次の日、子どもらがスイミングに行ってる隙に、タピオカドリンク買った。 タイムサービスで300円だった。 ラッキー。 でも、普通に売ってるやつより、明らかにタピオカが少なかった。 余は満足。 来年も少なさは忘れて買うかもしれない。
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