※虫が嫌いな人はここから先は読まないことをお勧めします。
『カナヘビを学校に持って行く』 ムスコが突然こんなことを言い出した。 やめておけ。 餌とかどうすんのよ。 『先生が飼おうって言った』 ・・・豪快な先生だな。 教育チャンスだと思ったのかしら。 カナヘビ・・・? 聞いたことないよ!カナヘビ飼うとか! 最近までイモリとヤモりとカナヘビの区別すらつかない私からしたらそんな気持ち悪いもん飼わなくていいよ! 『F君が捕まえたら、みんなで飼おうってなった』 ・・・もう教室にすでにいるのか。
まあ、家で飼うって言われるよりはマシなのでご勝手にどうぞ・・・と言ったのが金曜日。 その日の夕方に捕獲してやがったので、ちょっと待てと。 あんたは月曜までご飯無しで生きていけるのかと。 すぐに捕まえられるくらいなんだから、日曜の夕方にでも捕まえなさいよ。 『餌は今からとりにいくか!』 取りに・・・何を・・・? 『バッタ』
バッタ・・・かわいそうに・・・。 なんでも、教室で飼ってるカナヘビにバッタを与えたら食べたんですって。 想像したくない。 コオロギが餌だと聞いたんですよね。 だから季節外れだから諦めろってあきらめさせたんですよ。 そしたらバッタかよ。 まあつまり、昆虫食べて生きてるってことなんですけど。
『女子でカナヘビ気持ち悪いって言ってた子が、バッタ食べてる姿を見てかわいいって』 ・・・その女子おかしい。 気持ち悪い物体であるところのカナヘビが、大口をあけてバッタを捕食している姿になったらかわいくなるってどういうこと!? バッタ食ったらかわいいに格上げされるのかよ! 大出世にもほどがあるよ!!
そんなわけで、近所の公園のバッタさんは今すぐに逃げることを強くお勧めしたい。 『教室のカナヘビ用に』とバッタもたくさん捕獲しようとしていますしね。 結局月曜に持って行ったら、総勢7匹のカナヘビが虫かごに鎮座することになったみたいですしね。 餌もたくさんいるよね。 月曜、火曜と帰宅したらすぐの勢いで公園に行ってますわ。 逃げてー。バッタ逃げてー。
そんな田舎の一コマ。 うーん、参観日に行ったらカナヘビいるのか・・・。 しかも7匹・・いや、きっともっと増えてるんだろうな・・・。 あまり入りたくない教室だな・・・。
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