で、この日は最後の広報誌について。 六年生にコメントもらうんですが、そのテーマの話し合い。 王道は『将来の夢』とか『六年間の思い出』とか。 面白いのは将来の夢だよね〜。 友達の見てて楽しいのがいいよね〜。 でもいつもマンネリでもつまらないし『十年後』が多いから『二十歳の自分はどうなってるか』とかにする? って話して、決まりかけたのに。
Iさん、納得せず。 『もっと考えさせるテーマがいいよね、せっかく書かせるんだし。その夢に向かってどんな努力をしたいかとか』 ・・・は? 何そのつまんないテーマ。 六年生、なんでそんなつまんないことで頭抱えなきゃいけないの。 全員夢決まってるとも思えないし。 友達の見たってつまんないよそれ。
って軌道修正を試みるも、納得しない。 副部長さんから『もう後はIさんが頷けば決まります』とまで言われても『うーん』
お前何様のつもりじゃーーーー!!! 既に発行されたはずの広報誌が発行されていない原因なのに! この話し合いまで引っ掻き回すって! 普通、部会に顔出すのも躊躇するレベルだよ? 何が理由か分からないけど、二か月も遅れてるんだよ? 空気読めよ。 妙なテーマをこねくり回している場合じゃないでしょ?
・・・もしかして・・・。 お前・・・この前の広報誌全部書き換えてんじゃないだろうな・・・。 そういえば納得した顔はしてなかった気がする・・・。 何か別のこと取材とかしてたし。 それを入れる為に・・・とか・・・ありえません・・・? 広報誌見てびっくりしそう。 そして彼、それに対して『前皆で考えたものよりいいのができたでしょ?』って言いそう。 だから悪びれてないとか・・・? はい、すべて憶測です。 しかし、なんかそんなタイプな気がするんです。 『お前らには任せられないから』って勝手に思って、突っ走るタイプ。
結局『じゃあ、何の制限もない場合の夢とか』とか言い出して。 彼曰く、小6の夢なんて親の誘導に乗ってる場合があるから・・・とか。 乗ってるかどうかはともかく『何の制限?』ってよく分からんよ。 じゃあもういっそ魔法が使えたらとかにする? と投げやりな意見を踏まえ、『夢が一つかなうなら・・』になりました。 イレギュラーだわ〜。 でもこれなら『将来の夢』に対して『親や周囲の制限』はなくなり、更に別に『将来の夢』でなくてもよくなりました。 私だったら『どこでもドア召喚』だな。 夢じゃねえ。
何はともあれ、あいつのせいで30分は帰宅が遅くなりました。 楽だった広報・・・終盤にきておかしなことになってきました。
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