食料品を大量に買い込む日。 チビと二人でとあるスーパーへ。 野菜と肉を選び終わり、さんまでも買おうと思って、魚コーナーへ。 あ、さんま小さいな〜・・・。 と、なんでこっちに人だかり? ああ、さわらが安いのか。 でっかいし・・・これにしよっかな・・・。
と、魚を取るにはチビの乗ったカートが邪魔だった為、手の届く範囲において、チビに背を向けて魚と格闘。 ようやく取り終わって戻る頃に、ちょうど見知らぬおば様がチビに向かってきた。 『あら〜お利口さんね〜♪』 おとなしく待ってたからね〜。一応。 『可愛い子ね〜♪』 あぁ・・・ありがとうございます・・・。 『さらわれなくてよかったわね〜♪』 ・・・・はい・・・? 少しだけ放置したことを言ってるのか・・・。 悪気はなさそうなんだけど・・・。
その後にこやかに別れ、他のコーナーを見て回って清算。 袋に詰めてる最中に、さっきのおば様到来!! 『あ〜可愛い〜♪また会ったわね〜♪♪』 あら、同じ時間に清算とは奇遇ですな。 『ほんと可愛いわぁ〜、私、赤ちゃん見ると触りたくなっちゃうのよ〜、人見知りしない子ね〜♪』 抱っことかされたらダメですけどね〜。 『赤ちゃんなんてもう縁がないからさ・・・』
え・・・ええーーー・・・? 二度にわたって・・・なんで悲しいオチをつけるんですかー・・・? 『どうして?』とも『お孫さんは?』とも聞けないだろうがー!!
曖昧な表情でにこにこしてたら、清算終わった方が、『すいません』と、そのおば様にちょっと移動してもらう様に態度で示す。 なんでもない光景ですよね? 『あら、邪魔してた?ごめんなさいね』 ですむ話ですよね? しかし、このおば様 『今レジで清算してるんですけどー。すぐ来るんですけどー』 ・・・ええ・・・・っ・・・? 怖い・・・怖いよぅ・・・。 結局、その場ではどちらもそれ以上何も言わず。 おば様の清算終わる前にその方も帰ったし(なんか帰り際に私にまで敵意を向けた気はしますが) その方も気丈だった為、余計怖かったです。
そんな固まった空気をほぐすんだ、チビ!! にこやかな笑顔を作って、『それじゃ〜』と帰ろうとする私。 『ばいばーい♪』と、さっきとは打って変わって笑顔を振りまくおば様。 いけっ!ばいばいだっ!!さっきできたろ!!!ばいばいするんだーーーーっ!!!! 容赦ない心の声が通じたのか、無事にばいばいしてくれましたー。 覚えた。ばいばい覚えた。 よかった、この日に覚えてくれて・・・っ! これでばいばいできなかったら残念がられて、微妙な空気で終わったに違いない。 でかしたチビ!! よくやったチビ!! ご褒美にヨーグルトやるからなっ!!
と、潤滑油になったチビに感謝しつつ、家路につきました。 なんか怖かったよぅ・・・。
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