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随筆
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2005年12月21日(水) 優しさ


帰りのバスに乗りました。
急いで歩いたってのに、この日のバスは全てがとっても早かったらしく、なかなか来ない。
10分以上待ちました。
畜生・・・。
そしてそんだけ待ったのに座れず。
当たり前ですよね。
だって皆10分以上待った上で乗ってるんですもの。
10分間で人が集まってきてるんですもの。

そんなことに文句を言っても仕方がないので、とりあえず乗り込み、人波をかきわけるのも面倒なので、バスに乗ってすぐの手すりにつかまって落ち着く。
せいぜいかかっても20分だし、特に問題はないんです。
本当ですよ?
そんなに年老いてませんよ。
ただ、荷物が重いので肩が壊れそうですが(この年で・・)

車窓を見ながらぼんやりしていると、座ってるおばあちゃんから声をかけられました。
『お姉ちゃん、私次で降りるから、ここ座りなさい』
!!?
こういうシチュエーションになれていない私・動揺。
そしておもむろに席を立とうとするおばあちゃん。
いやいやいや!!
目の前に書いてある!!!
「座席移動はバスが止まってから」
ですってよ!!
今彼女を動かすなんてとんでもない!!

ってことで、その場はなんとか座っていてもらう。
すると、こともあろうに
『ありがとう』
とか言われる。
お礼言われるとこじゃないし、私のせりふー!!

『どこまで?』とか、『雪が降るほど寒いから』とか『ずっと立ってたら疲れるでしょ?』とか、次のバス停までに思い切り気遣ってくれるおばあちゃん。
私、そんなに疲弊した顔してましたか・・・?
じゃなくて・・・。

見ず知らずの他人、しかも自分よりも若い人に対しては普通、『若いから大丈夫』という見解を持ちがち。
私でもそうなのに・・・。
たまたま近くにいた私に声をかけていただき、多大な気遣いをしていただき、私の疲れは吹っ飛びました。
いくつになってもこうやって人を思いやる心を持てるといいなぁと思いましたが、今既にもててないと思うので、これから頑張るのは至難の業だなあと・・・。

成長するいいきっかけになった!
と、胸を張って数年後に言える様、頑張りたいと思いました。


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