話はさかのぼること2週間ほど前。 一本の電話が鳴りました。 久し振りなので、何事かと思って受話器を取ると、頼みごとがあるとの事。 相手は2004年県民芸術祭で演出をした方の劇団関係者。 頼みごととは・・・種類は察しがつく。
案の定、芝居関係。 新人さんの発表会の時に、ちょい役でヘルプをしてほしいとの事。 ヘルプなんてできる程実力はない。 しかし、なんでもその役が私のイメージなんだと。 イメージか・・・。 ということは、あまり役づくりに苦労しなくてすむということか・・・?
この劇団関係の方々は皆様強引で、イマイチ断るスキを与えてくれない。 なので、こちらも怯えながら震えながら、私でよかったら・・とOKを出した。 2回ほど稽古を行ったが・・・。 私のイメージって・・・。 『貧乏長屋に住む肝っ玉妊婦』!? 私まだ人見知り期間中で、乙女捨てたあたりは見せてないはずなんですが、やはり見抜かれてしまうものなのか・・・。 っていや・・・まだ妊婦にもなってないのに、それすっ飛ばして肝っ玉母ちゃんにはなりたくないですよ・・・。
結局役づくりに腐心し、本番迎えたのが昨日。 ちょっと早めに行って、一緒にやる皆様とご対面。 その後続々と入って来る関係各所の皆様方。 そう、この発表会は、芝居をやってる人から、この劇団を深く愛していらっしゃる方まで、幅広い方々が観に来られる。 30人弱くらいいましたかね?
妙な緊張感です。 『演技』を見ようとしている方の前で演技をするのは、ものすごい緊張します。 演出家が30人弱いる感じです。 何と表現すれば分かっていただけるでしょうか? とにかく、今までで一番緊張したんじゃないだろうか?ってくらいの緊張感です。 終わる時間にタイムスリップしたい気分です。
その後の記憶が途切れるくらい緊張しながら、やり終え、その後私と絡まない方々の演技を観させていただきましたが、極度の緊張から解放された後も脳みそが働かず、その後更に一言コメントを言わなきゃいけない・・・という、また違う緊張感に襲われ・・・。
10年分くらい緊張しました。 緊張デー。 もうやだ。 もういい。 こんなのもうやりたくない。 この劇団怖い。
で、帰る時にサラリと言われた悪魔のささやき。 『次の発表会の時も、頼むかも知れないから♪』
私をタイムスリップさせてください。 もしくは私を二ヶ月ほど病院に収容してください。
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