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随筆
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2004年04月03日(土) 逃げられませんでした


父は、極限まで酔っ払うと、いつもはしない話をします。
言い換えれば、極限まで酔っ払わなければ、しない話があるということです。
最近、家で極限まで酔っ払うことはなかったので、油断してました。
テレビ見ながら、普通に談笑していたのです。
すると・・・。

『弟は就職とかどうするつもりか』
さあ?この前話したじゃん・・・。
このあたりの話は、極限まで酔っ払わなくてもするので、特に気に留めてませんでした。
が、今考えれば、この時点でボーダーは越えてた。

『お前は、弟のことを本当に兄弟と思ってるか?』
このフレーズは、危険なフレーズ。
今更ながら、どつぼにはまったことに気付くも、後の祭り。
『お前らを見てると、どうも兄弟っていう気がしない』
うるさいな・・・最近はちゃんとしゃべるよ・・。
『ちゃんとしゃべる』ってフレーズが出る時点で、普通じゃないことくらい知ってるさ。

『彼氏はどうしてるんだ』
きたーーーーーっ!!!
うるさいんです。
これ始まると。
この時点で、まともに相手をしていると、更に自分の話になる。
それに気付いたので、軽く受け流していたのですが、この時点でかなりべろんべろんに酔っていた為、回避不可能。

『俺は、仕事一筋で来て、それにプライドを持っている』
はあ・・・そうですか。
『お母さんも、それには理解を示している』
ちょっと待て。
あんたの、新婚当初の麻雀での朝帰り、お母さんは理解してないですよ?
あれで諦めちゃっただけですが?
『いいや、それは違う』
言い張るね。
でもそれは、お父さんがそう思ってるだけで、お母さんの気持ちはほったらかしだと思うよ。

『自己中にやることが、俺のプライドだから』
あーそうですかー。
それじゃ何言っても無駄じゃんねー。
どうしたいのかな、この人は・・・。
早く母が風呂からあがらないかな・・・。

その後、ようやく風呂から上がった母が、「何話してたの?」と聞くので、一部始終(覚えてる一部分のみ)を話して聞かせると・・・。

「理解してるもんか」
やっぱり?

「でも面倒臭いから、そういうことにしておこう」
これが諦めの境地なんだと知りました。

「しかし、あんたよく逃げずに聞いたね」
うん・・・だって・・・顔が赤くなってないから・・・気付かなかったんだもん・・・。
爆笑の母。

今日の教訓:お酒を飲んでいるのに、顔が赤くないときの父には要注意(ピークを過ぎると、赤くなくなるみたいです)

因みに『聞いてやれよ』と思われた方へ。
次の日の朝、何一つ覚えてないんですよ?
そんな話聞くの嫌ですよ(きっぱり)


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