師走 - 2006年12月02日(土) 今届いたメールには 今日の日の 久しぶりの晴れ間のうららかさと 早々に開花しそうな水仙のつぼみの膨らみ具合が歌われていて まるで春先に出す手紙を受け取ったかのような錯覚を覚えたのだけれど 私がいる部屋の外は 何だか暗く沈んでいる。 眠っている最中 ふと一瞬 意識が覚醒した時に 窓の外を走る車の車輪が まるで雨を巻き込むような音が聞こえたから ああ 雨が降っているんだと そう思って 再び眠りに沈んでいったのだから。 12月に入ったとたん 空も外気も もう12月のそれを示していて 私の気持ちの問題か それともそんなに自然は はっきり時期を区別するのか 遠くにみえる 空をみて 驚いてしまった。 ああ もう師走か。 あれ以来 毎日のように夢を見る。 それほど大きなダメージを受けたのかと 改めて実感するけれど 優雅に生きる事が最良の復讐というのはスペインの諺 ...
|
|