myself* ...奏/カナ

 

 

ズルイかも知れない。 - 2002年11月12日(火)

今日は、元彼に逢って晩ご飯を食べました。
2人きりで逢うのは3週間ぶり。

ご飯を食べてドトールに行って、沢山話しました。
途中、どうしてもおさえきれなくて
涙がこぼれたりもしたけれど。

あれは何の涙?



別れたことは、悲しい。
涙も出る。
でも、その悲しみは
元彼を好きだからなのか。

ただ、わけもなく悲しい。




3時間ほどでバイバイして、
Sくんに正直にメールしました。
『元彼と逢ったよ』と。

『ホントは逢って話したかったんだけどね』
と打ったメールの返事で
彼は私をドライブに誘ってくれました。


地図を見ないでお台場へ。
着いたのは深夜2時半。
クレープを食べながら2人で海を見ました。


本当に、たくさんたくさん話した。
昨日どんなに長いメールを
どんなに何度も交わそうとも
やっぱり一晩一緒にいる事は遥かに大きかった。




私のアパートの前に着いたのは朝5時。
だけど『もう少し話そう』と、
結局空が白む朝6時過ぎまで話していました。







「俺が、『待ってるよ』って言ったら
 奏ちゃんは楽になる?」

そう訊かれて。

「Sくんが待ちたくて待つのなら
 言っても良いと思う。
 でも、私のことを考えての言葉なら、
 言わないほうが良いよ。」

と、答えました。



だって。
やっぱり予想できるのです。

元彼に「やり直そう」と言われたら
喜んで頷くであろう自分を。









Sくんに逃げてしまうのは簡単だ。
でも、私に迷いがあるのをSくんは知っている。
私の迷いを知って欲しいと思って
何もかも正直に話したのは、私自身だ。


早すぎるのは、分かってる。




自然に。
ありのままに。

焦らずゆきたいのだけど、
人の気持ちは時に残酷だ。


...




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