Kyoto Sanga Sketch Book
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2008年01月03日(木) |
【仙台戦第51節】〜J1への切符 |
勝ったチームが3位以内を確定する試合。 京都も仙台もそのプレッシャーからか凡ミス連発。 同じチャントを続ける西京極のゴール裏も次第に気合が空回りに。 互いに放つシュートは、ゴールを何度も大きく越えた。
アディショナルタイムに突入。 双方もうバランスなんてあったもんじゃない。 猪突猛進に人をかけて攻め込もうとする仙台。
石井がフリーで中盤でボールを持った。右サイドを駆け上がった大剛に。 大剛はゴール前の西野にボールを入れた。 が、DFを引き連れた西野の上をボールは飛んでいった。 私たちの下、そこに誰かが飛び込んだのが見えた。
「誰!!!」「石井だ!!」
ゴール裏で人々の腕が伸びる。隣の人と抱き合い、 その奥の人の手が伸び抱き合い、縺れあい。 なんかもうグチャグチャ。 …そして弾かれた私は椅子の下に転がってて。
ゴール裏下では石井の上に選手たちが積み重なっていた(笑)
容赦ねーよな…
京都1−0仙台 京都3位以内決定。 足早に大勢の仙台サポが引き上げていく。6年前とは対照的。 たった一瞬で地獄と「天国への切符」を掴んだ者に分かれた。
私たちには秋田豊選手引退のセレモニーが待っていた。 家族、チームメイトからの花束を持って秋田がマイクの前に立った。( つづく)
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