Kyoto Sanga Sketch Book
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2007年02月04日(日) |
さつま町キャンプ VS柏レイソル |
京都キャンプ撤退ですっかり柏単独のキャンプ城下町に戻った国分(現霧島市)。 今日の国分は暖かい。コートを思わず脱いでしまう。 2,3百人程度でぎっしり詰まったスタンドへ。
九州で耳にすると妙に違和感のある、 レイソルサポーターさんたちの「関東イントネーション」言葉。 彼らの持ってきた黄色いゲートフラッグもいくつも張られ、 ちょっとしたアウェイ気分。
彼ら、朱色のユニの京都選手を見たとたん、 「なぜ赤?」「鯱くせ〜〜〜〜っ」
まぁいいじゃないですか(笑) 今日出てない選手は怪我などフィジカルコンディションの問題でしょう。
以下素人で分析等一切できませんが、現地の雰囲気だけでもつらつらと。
■前半。秋田組は4バック。
アンドレ 徳重 美尾 中山 斉藤 石井
三上 チアゴ 秋田 カン
上野
まず序盤は右SBのカン君が攻撃力が目立つ。 守備力でまだ軽さはありますが、ファンの増えそうな鋭いSB選手。 そして中山。とにかく中盤を動き、プレスをかけ、奪い、 攻撃では特に快速の徳重との息が合っていました。成長してる。 (代表がここまで刺激になるなら何回でも行って欲しい)
チームの完成度では柏の方が上です。 長短のパス、サイドチェンジと京都より攻撃は多彩。
ただ京都も若い2人の好調さもあって、中盤の柏との攻防は互角。 中山→走り抜けた徳重→中の斉藤→右の美尾→アンドレを超えてシュート など、流れるようなパス回しも在り。
しかし、アンドレの動きが昨年夏に比べてもまだ鈍く、 スピードにおいてもフィジカルコントロールにおいても。 彼の1トップはあまり機能せずに波状攻撃に繋がらず。 (彼が本調子になればこんなものじゃないはず、と思っているので)
一方の柏も攻め込むも、 シュートは枠外が多く決定機はあまり記憶にありません。
チアゴについては、大活躍するシーンはこの試合では必要なかったのですが、 それでも強さは確かに感じられました。攻守の連携もまずまず。 (セットプレーでは前に上がるんですね)
柏0−0京都。←まぁ妥当な結果かと。
■後半。森岡&手島の3バック組。
西野 小原 隅田 (パウ) 中払 大志 米田 安藤
田村 森岡 手島
西村
こちらはちょっと問題。 一応FW登録3人を前に置いた3トップらしいですが。 西野君はポストプレーらしき事をしようとしてたのかな? 開始1分の失点は、スタンドから離れていて見てなかったですが、 それ以外でも危ないシーンが多すぎ。
森岡、手島、西村の個人能力をみせた守備ばかり見せられ。 裏を取られて決定機に持ち込まれたことも何度も。
森岡&手島なら高いライン&オフサイドトラップ(年代が判る(笑))…と想像していたのに、 前の守備力のなさのせいか、ラインは下がり。 重なるオフサイドも柏の猛攻撃中の偶然の副産物なのか、不明。
とは言え、大志のカウンター突破や、中払のスピードの復帰など、 楽しめるシーンも有るには有りましたが…。
パウリーニョは途中で隅田にかわって投入されましたが、 あまりボールが来ず、コンディションはちと不明。
柏1−0京都 ←正直1失点だけで済んで良かったと思ってます
もう時間は夕暮れ5時に。 日差しを斜めに差して次第に落ちていく太陽。だんだん冷えて行く大気。
遠方から来たサポーター達は飛行場へと急ぎ、 地元のサッカーファンは選手たちを待って。
地元出身の選手たち。 同級生らしき青年に声をかけられ、ピッチ上から見上げて語らう選手。 地元の親戚たちに赤ちゃんを抱かされ、 大量のみかんを紙袋いっぱいに手渡される選手(笑)
相変わらずサッカー少年の一団に囲まれる小柄なパウリーニョ。 秋田に紅潮した面持ちでサインをもらう老若男女のサッカーファン。 一人で来ていた年配の京セラ社員さんは、サンガのバス昇降口で直出待ち。
アウェイ側の九州サポーターズの横断幕に 「ああ(京都のサポーターも)来ているな、と思いましたよ」 と言ってくれる選手もいました。
さて、今年初めての対外試合。課題はたっぷりぽい。 収穫は多くあったでしょうか。
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