薔薇抄 *Rose Show*
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すごい。
今井さんにとって、「バンド」っていうのは、「BUCK-TICK」を指す代名詞でしかないんだ。ね。 今井さんがバンドとおっしゃったら、それはバクチクのこと。
そっか。
と思った。
あのですね。 好き過ぎたり感動し過ぎたり興奮し過ぎたりすると、口をききたくなくなるじゃないですか。 わざとマイナスな言葉で表現するなら、こんな気持ち誰とも共有できやしないんだから、だったらもう何も言わず、誰にも触れられず、そっとしておいて欲しい、ひとりでいたい。みたいな。 ない?あるよね。え、いいです。わたしあるんですけど。 で、今回はね、そういうのと全然違って、本当に、言うことがないな。と思いました。 何を言っても。 感想を持つことですら、おこがましいんじゃないかと思ってしまう程の。 読み進めて行くうちに、目で文章を追ってて、ちゃんと意味を理解したのかしてないのか自分でも認識できてないくらいの瞬時に、勝手に肩から首にかけてがザワっとして、その辺りから背中が汗ばんで来たりした。
それでぜんぶでいい。
おしまい。
には、ならないのだが。
どうせだったら、もっと歌詞の話聞きたかったよ。かねみつさん。 なんか、ざわざわする。
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