薔薇抄 *Rose Show*
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| 2006年04月19日(水) |
もう あなたに あなたに 溺れる |
セクシーとはなんぞや。
26歳、森山未来くん似のかわゆいうちのスタッフ(♀)の問い掛けから突如始まった会話。 「ROSAさん、あたし、色っぽくなりたいんですよぅ。どうしたらいいですかね?」 「あんた、それ、わたしが色っぽいからどうしたらそう言う風になれますかって意味で訊いてんの?」 「…ぃやー…そういうあれっつーか」 「でしょ?そんなんわたしが訊きたいっつーの!」 不毛だね。
ほんと、こっちが訊きてーよ。と思いつつ、傍にいた別のスタッフも巻き込み、「一体全体どういう女が色っぽいのか?」談義に突入する。どう?どうよ?どうなのよ??どういうのが「色っぽい」って言うの?誰? わたしは常々、「すき(隙/空き/透き/好き ←ま、当て字だけど、結構的を射てると思うの)」が色気だと思っている。無防備さ。つれなさの中に見え隠れする緩さ。そしてチラリズム。←これも隙だろ。 はい、今井さんを頭に浮かべて書いてますが何か? 色気の具現化である彼を例に出して彼女たちにレクチャーできないのは残念なのであるが、まあ致し方あるまいね。だからー、なんか身近な例をと思って、スタッフの中で色っぽい娘を挙げてはなしてたんだけど。確かにそのコは隙だらけ。おもちゃ買ってあげるから、で知らないおじさんに付いてっちゃうタイプ。でもね、その子の場合、そういうとこより寧ろ、食べることが大好き!!!とかな部分に色気を感じるんだよね。そういう、こう…生命力溢れる感じが。本能に素直で従順で忠実で、人間の三大欲求のままに生きてる感じが。すんごい羨ましいもん。なんか。しかも「アメリカ人なの?」って言ったくらい、スタイルがいい。ベティちゃんみたいなグラマラスボディで、ボリューム満点(デブ一歩手前)なのに首関係(足首手首とかそういうとこ)だけ締まってて。ニモみたいな顔してて(笑)。可愛いんだよねとにかく。そういう風にデフォルトで、愛される要素を、身体機能として完璧に備えてて。なんかすげーなーって思う。計算なしで「女」としての機能を遺憾なく発揮して生きている。わたし個人の趣味で言ったら、おっぱいとか全然ないのもまたエロいよねー派なので、グラマラスボディとかは結構どうでもいいんだけど、でも彼女の身体付きを見てると、種の保存の法則ってのは確かにあるんだなと実感する。そういう、太古から続く生命の営みみたいなものまで感じさせる女なんですよ。それってやっぱり、色気なんでしょう。だからね、そういうのは持って生まれた才能だから、そういうのはちょっとやろうと思ってできるもんじゃないし、この時点で「色気って何?どーすればいいの?」とか言ってるわたしたちには到底太刀打ちできない質のものですね、としんみりしたりした(笑)。
つーかぶっちゃけ、別にもう色っぽいとか言われなくていいのよわたし。言われたいんじゃなくてー、自分でそう思えるかどうかってことなんだよ。だってもうね、nejiくんいるからね、対外的に色気出さなくてもいいの。伴侶がいるから。でも、だからって色気ないと悪いじゃん?(笑)ていうのもあるし、ああやってフェロモンの蛇口壊れちゃってるみたいに常になんだか大放出の今井さんとか、マジ惚れすることを禁じているわたしでさえ流石に動揺を禁じ得なかったあつしのムンムンな色気とかね、そういうの見せつけられると、ああ、枯れてる場合じゃないだろう?とか反省するじゃんか。「じゃんか」ってアレだけども。頑張りようもよくわかんないので頑張りはしませんが、色気、身に付けたいものです。
耽溺したい。 そしてされたい。
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